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<記事の情報は、2023年9月1日時点のものです>
「一戸建てとマンションどちらの方がいいのだろうか」
「それぞれどういったメリット・デメリットがあるのが」
「自分にはどちらの方が向いているのか」
など、気になる人は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、一戸建てとマンションの特徴やメリット・デメリット、どちらが優れているのか10項目の比較などについて紹介しています。
この記事をご覧いただくことで、一戸建てとマンションの違いやどちらが自分に向いているのかがわかり、今後のシミュレーションがしやすくなりますので参考にしてください。
【1】一戸建ての主なメリット
【2】一戸建ての主なデメリット
【3】マンションの主なメリット
【4】マンションの主なデメリット
【5】持ち家の主なメリット
【6】持ち家の主なデメリット
【7】賃貸の主なメリット
【8】賃貸の主なデメリット
【9】一戸建てVSマンション 10項目
【10】住む人のライフスタイルや条件に合った物件選びが大事
まずは、それぞれのメリット・デメリットから紹介していきます。
またここで1つ、本文に入る前に重要な質問をさせてください。
「注文住宅や建売住宅といったマイホームを購入するとき、最優先でしなければいけないことは何かわかりますか?」
土地の調達でしょうか?住宅ローンの設定でしょうか?
もちろんこれらも非常に重要ですが、さらに重要なことがあります。
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これだと、大金を払ったて建てた家が大きな損になってしまいます。
そうならないためにも、事前にハウスメーカーを徹底的に比較検討することが大事になってきます。
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それではここから本文に入っていきますよ。
【1】一戸建ての主なメリット
まずは、一戸建ての主なメリットについて確認をしていきましょう。
以下7つのメリットを知っていることえ、マンションとの比較がしやすくなります。
1.生活音を気にしなくていい
2.管理組合へ参加しなくていい
3.庭がある
4.毎月の駐車場代がかからない
5.毎月の管理費や修繕積立金が不要
6.床面積が広い
7.増改築や建て替えが自由
それでは、1つ目のメリットから紹介していきます。
1.生活音を気にしなくていい
一戸建てのメリットの1つが、周囲へ生活音の配慮をする必要性が少ないことです。
マンションのように上下左右が別世帯ではなく、近隣とも距離が離れているため、生活音が原因で騒音トラブルになる可能性は低めです。
小さい子どもが飛び跳ねたり、走り回る音で周囲に迷惑をかけることがありません。
2.管理組合へ参加しなくていい
一戸建ては、分譲マンションのように管理組合に参加する義務がありません。
マンションの場合は管理組合が形成され、面倒に感じていても、住民は参加義務があります。
一戸建ての場合は近所や地域の寄り合いはあっても、参加義務のある組合などはないため、精神的な負担がラクです。
マンションの場合、管理組合の集まりや話し合いによって人間関係に悩まされることも決して珍しくはありません。
3.庭がある
一戸建ての場合、自分たち専用の庭を持つことができます。
庭でペットを遊ばせたり、子どもと一緒に遊んだり、バーベキューをしたり、植物を育てたりなど、いろいろな使い方ができます。
分譲マンションでも1階の住戸で庭付きの場合がありますが、一戸建ての庭とは規模が異なります。
4.毎月の駐車場代がかからない
一戸建ての場合、毎月の駐車場がかからないのもメリットです。
駐車スペースが広ければ2台〜3台駐車しても駐車場代は0円で利用ができます。
マンションの場合、離れた地域でも1台5,000円〜8,000円程度、都市部だと1台2万円〜3万円程度の駐車場代が必要になってきます。
5.毎月の管理費や修繕積立金が不要
一戸建ての場合、分譲マンションのように、強制的に管理費や修繕積立金を支払う必要がありません。
マンションによっては管理費と修繕積立金で毎月4〜5万円かかるケースもあります。
一戸建ての場合は、自分たちで資金計画を立てる必要はありますが、強制的に取られないため、家計状況に合わせて臨機応変に対応が可能です。
6.床面積が広い
床面積が広いのも一戸建ての魅力です。マンションとは違い2階建てにできるため、必然的に床面積が広くなります。
限られた敷地面積の中で一つひとつの部屋の広さを最大限確保することが可能です。
また、同じ6帖表記の部屋でも一戸建ての方がマンションより広いです。
7.増改築や建て替えが自由
一戸建ての場合、建築基準法等の範囲内であれば、自由に増改築や建て替えが可能です。
増築をしてさらに広くすることもできます。
マンションのように管理組合の許可を取る必要もありません。
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【2】一戸建ての主なデメリット
一戸建てのメリットだけでなく、デメリットについても把握をしておきましょう。
主なデメリットには以下の4つがあります。
1.交通の便が悪い
2.セキュリティが手薄
3.維持管理はすべて自分
4.資金計画が大事
それでは、一つずつ紹介していきます。
1.利便性が悪い
一戸建てのデメリットの1つが、利便性が悪い可能性があることです。
同じ立地条件だとマンションよりもコストが高くなる傾向があることから、家を建てる場所はどうしても便利なところから離れてしまいます。
そのため、マンションのように「●●駅まで徒歩2分」「●●モールまで徒歩4分」など便利な場所に住むことは難しいです。
2.セキュリティが手薄
一戸建てはマンションに比べるとどうしてもセキュリティが手薄になりがちです。
マンションの場合はオートロックや防犯カメラがありますし、コンシェルジュがいる物件もあります。
また、エレベーターはカードキーをないと乗れないケースがありますし、上階というだけでセキュリティが高くなります。
一戸建ての場合は、玄関ドアも窓もすぐ外に面しているため、空き巣などの被害に遭う可能性があります。
また、放火などにも気をつけなければなりません。特に、旅行などで長期不在する場合は注意が必要です。
3.維持管理はすべて自分
分譲マンションの場合、共用部の管理や清掃は管理会社がおこないますし、長期的な修繕計画が立てられています。
そして、修繕計画に則り、毎月修繕積立金を支払っていきます。
よく読まれてるおすすめ記事ハウスメーカーランキング2021〜住宅メーカーの坪単価や評判と宅建士が教える選び方
一戸建ての場合は、庭や駐車場の掃除や手入れなど、室内だけでなく室外の維持管理もすべて自分でおこなう必要があります。
販売業者による点検などはありますが、基本的には自分で計画を立て決断しなければならないことが多いです。
4.資金計画が大事
一戸建ての場合は、特に将来的な資金計画がとても大事になります。
マンションのように強制的な修繕積立金がないため、自分たちで将来的な修繕計画・資金計画を立て、入居当初から少しずつ貯めていくことが大事です。
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【3】マンションの主なメリット
一戸建てと比較するために、マンションの主なメリットについても確認をしていきましょう。
1.駅から近く利便性が良い
2.修繕計画がしっかりとしている
3.セキュリティが優れている
4.地震や災害に強い
5.キッズルームやジム、ラウンジなど共用設備が充実している
6.コミュニティが形成されやすい
7.共用部の掃除は管理会社がしてくれる
ここでは、上記7つのメリットについて、一つひとつ紹介していきます。
1.駅から近く利便性が良い
マンションのメリットの1つが、利便性が良いことです。
一戸建てと同じ立地条件であればマンションの方が価格が安い傾向があるため、同じ予算であれば、より便利な場所に住める可能性があります。
駅やバス停、大型商業施設などが近くにあれば、車いらずで毎日快適な生活を送れます。
2.修繕計画がしっかりとしている
マンションの場合、管理会社が長期の修繕積立計画を立てており、その計画に沿って毎月の修繕積立金が決まります。
「●年目には駐車場の修繕」「■年目には共用施設の修繕」「▲年目にはエレベーターの修繕」など、適切な計画が作られ実行されるため、安心・安全に利用できますし、資産価値を長く維持することが可能です。
3.セキュリティが優れている
マンションの場合、オートロックや敷地内防犯カメラ、コンシェルジュ、玄関ドアの2重ロックなど、さまざまなセキュリティが施されています。
また、上階の住戸に関しては外から侵入すること自体が難しいです。
セキュリティ面が優れているのはマンションの大きなメリットです。
4.地震や災害に強い
マンションのメリットの1つが、地震などの自然災害に強いことです。
鉄骨鉄筋コンクリート造や鉄筋コンクリート造で、制震構造や免震構造なため大きな地震が起きても倒壊・損壊のリスクを軽減できます。
台風などの激しい風雨にも強いですし、外から燃える心配もありません。
過去の地震や台風などの災害状況を見ても、一戸建てよりも安全性が高いです。
5.キッズルームやジム、ラウンジなど共用施設が充実している
タワーマンションなど大規模なマンションの場合は、キッズルームやラウンジ、トレーニングジム、来客用宿泊部屋、スタディルーム、住居者用レストランなど、さまざまな共用施設が充実しています。
物件によっては、マンションの低層階にスーパーやコンビニ、カフェ、病院などが入っている場合もあります。
物件の外に出なくても生活が成り立つくらい便利な物件もあります。
6.コミュニティが形成されやすい
ファミリータイプのマンションであれば、同世代の居住者が集まる傾向があるため、コミュニティが形成されやすいメリットがあります。
特に子どもを介した交流が増え、人脈を増やしていくことも可能です。
何か困ったことが起きたときに相談しやすい環境ができます。
7.共用部の清掃は管理会社がしてくれる
駐車場やエントランス、エレベーターや階段、外部廊下、共用施設など、共用部分の清掃は管理会社がしてくれます。
一戸建てのように敷地内をすべて自分たちで清掃する必要はありません。
清掃するのは、基本的に室内とバルコニーだけです。
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【4】マンションの主なデメリット
ここでは、以下4つのマンションの主なデメリットについて紹介しています。
1.騒音トラブルが起きる可能性
2.毎月管理費や修繕費、駐車場代がかかる
3.管理組合へ参加する必要がある
4.一戸建てほど床面積は広くない
それでは、1つ目のデメリットから見ていきましょう。
1.騒音トラブルが起きる可能性
隣家とある程度距離が離れている一戸建てとは違い、マンションは上下左右の別の住戸とつながっています。
防音対策が施されていたとしても、子どもが走り回る音や椅子を引く音、物を落とす音などが下の階の部屋に響いてしまうものです。
壁にぶつかる音などが隣住戸に聞こえることもあります。
マンションのつくりにもよりますが、生活音が響きやすい物件だと騒音トラブルに発展することもあり、住みづらくなってしまいます。
2.毎月管理費や修繕費、駐車場代がかかる
マンションは一戸建てと違い、毎月管理費や修繕積立金、駐車場代がかかります。
管理費は、管理人の人件費や建物の光熱費、清掃代など、修繕積立金は大規模修繕など長期的な修繕のために支払います。
用途がわかっていたとしても、強制的に徴収され金額を自分で設定できないため、物件によっては毎月の大きな負担となります。
3.管理組合へ参加する必要がある
分譲マンションの場合、管理組合への参加義務があります。
管理組合は、建物や敷地の管理をおこなうために構成するもので、購入者は組合員となります。
管理組合では、マンションの維持管理・運営に関する議決・判断をおこなう総会を開き、役員選任などもおこないます。
一戸建ての場合は、管理組合などはありません。
マンションの場合、入居者によっては管理組合の存在が精神的負担になる恐れがあります。
4.一戸建てほど床面積は広くない
一戸建ては2階建てや3階建てとなるため、多くの場合、マンションよりも床面積が広めです。
マンションの場合3LDKで60㎡〜80㎡程度、4LDKで70㎡〜90㎡程度のものが多いため、一戸建てに比べると部屋の広さは妥協しなければなりません。
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【5】持ち家の主なメリット
持ち家は、デザインや間取りを自由変更できたり、住宅ローンに団体信用生命保険が付いているなどのメリットがあります。
ここでは、以下4つの主なメリットについて見ていきましょう。
1.持ち家という安心感や社会的信用がある
2.好みの内装デザインにできる
3.間取りを自由に変更できる
4.団体信用生命保険で万が一の際も安心
それでは、1点目から解説していきます。
1.持ち家という安心感や社会的信用がある
持ち家のメリットの1つが、安心感や社会的信用を得られることです。
「持ち家がある」ということだけで周囲からの見られ方が変わる可能性があります。
「住宅ローンを利用できる人」と金融機関からの評価も高くなります。
2.好みの内装デザインにできる
持ち家のメリットは、内装デザインが自由なことです。
壁紙や建具、収納棚など、家族の好みに合わせてデザインができます。
また、リフォームなどで、そのときのライフスタイルに合った内装へ自由に変更することも可能です。
3.間取りを自由に変更できる
持ち家は、内装デザインだけでなく、間取りの変更も自由にできます。
家を購入して10年もすれば家族のライフスタイルは入居当時から大きく変わります。
子ども部屋をなくす、リビングを広くする、書斎をつくるなど、自由自在に変更が可能です。
4.団体信用生命保険で万が一の際も安心
マイホームを購入する際、多くの人が住宅ローンを利用します。
住宅ローンには団体信用生命保険が付帯しているため、ローン契約者に万が一のことが起きた場合は住宅ローン残高が保険金で支払われます。
住宅ローンを生命保険として利用することが可能です。
【6】持ち家の主なデメリット
ここでは、以下3つの持ち家のデメリットについて紹介しますので、メリットだけでなく、デメリットも把握をしてきましょう。
1.転居がしづらい
2.修繕費用や税金がかかる
3.ローンなので破産リスクがある
それでは、1点目のデメリットから紹介していきます。
1.転居がしづらい
持ち家のデメリットの1つが、簡単に転居できないことです。
ライフスタイルや仕事、周辺環境の変化があっても、住宅ローン返済や管理費等の支払いがあるため、簡単に引っ越すことはできません。
転居がしづらいのがデメリットです。
2.修繕費用や税金がかかる
賃貸の場合は、基本的に修繕費用や税金がかかりません。
しかし、持ち家になると室内外の修繕費用や固定資産税、不動産取得税などの修繕費・税金がかかります。
賃貸よりも多くのコストがかかるのが、持ち家のデメリットです。
3.ローンなので破産リスクがある
持ち家は、住宅ローンを利用するため返済が難しくなって破産するリスクもあります。
住宅ローンの返済が滞ると他のローンも利用できなくなる可能性があります。
毎月の返済で困らないように余裕のある住宅ローン計画を組むことが大事です。
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【7】賃貸の主なメリット
賃貸には持ち家にないメリットがたくさんあります。
違いを知るために、主なメリットについて見ていきましょう。
1.ライフスタイルに合わせていつでも引っ越しができる
2.ローンを利用する必要がない
3.管理組合に参加する必要がない
ここでは、これら3つのメリットについて紹介します。
1.ライフスタイルに合わせていつでも引っ越しができる
賃貸のメリットは、いつでも気軽に引っ越しができることです。ライフスタイルや仕事、収入の変化に合わせて、最適な住まいへすぐに転居できます。
2.ローンを利用する必要がない
購入するわけではないため、住宅ローンを利用する必要がないのがメリットです。
住宅ローンの審査を受ける必要もなく、ローン返済ができずに破産することもありません。
3.管理組合に参加する必要がない
賃貸マンションであれば、分譲マンションのように管理組合に参加する義務もありません。
管理組合が原因でストレスを感じるようなこともないのがメリットです。
【8】賃貸の主なデメリット
賃貸にはどのようなデメリットがあるのでしょうか。
ここでは、主な4つのデメリットについて見ていきましょう。
1.間取りやデザインの変更ができない
2.いつまでも家賃を払い続けなければならない
3.更新料がかかる
4.資産にならない
1点目のデメリットから紹介します。
1.間取りやデザインの変更ができない
賃貸のデメリットの1つが、間取りやデザイン変更ができないことです。
持ち家の場合は、子どもの成長や家族の好みに合わせて、間取りやデザイン変更が自由にできます。
しかし、賃貸の場合は、勝手に間取り変更や内装デザインを変えることはできません。
間取りが合わなくなった場合は、条件が合う部屋へ転居する必要があります。
2.いつまでも家賃を払い続けなければならない
持ち家の場合は住宅ローンを利用しますが、ローンを返済し終えれば住居費負担が一気に減ります。
そのため、ローン返済を終えた老後は住宅の修繕費用や税金の支払い負担だけで住むことが可能です。
一方、賃貸の場合は、入居している限り、延々と家賃の支払いが続きます。
3.更新料がかかる
賃貸に住んでいると1年〜2年ごとに更新料がかかります。
更新料は、家賃1ヶ月分〜2ヶ月分と、まとまった金額がかかるため負担が大きいです。
仮に家賃が10万円だとすれば、更新料だけで10万円〜20万円もかかってしまいます。
持ち家のように修繕費はかかりませんが、更新料は非常に大きなコストです。
4.資産にならない
持ち家の場合は、いろいろとコストはかかりますが、建物や土地は自分の資産となります。
困ったときは貸し出したり、売却することも可能です。
一方、賃貸の場合は、どれだけ家賃を払い続けても自分の資産になることはありません。
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【9】一戸建てVSマンション 10項目
ここでは、一戸建てとマンションどちらの方が魅力的なのか、以下10項目について見ていきましょう。
物件の状態や条件によって内容は異なってきますが、一戸建てとマンションを比べる際の参考にしてください。
1.セキュリティ
2.広さ
3.駅からの距離
4.購入費用
5.災害の強さ
6.設備
7.管理
8.コミュニティ
9.増改築
10.庭・バルコニー
それでは、一つひとつ確認していきましょう。
1.セキュリティ
一戸建てとマンションを比較した場合、セキュリティ面ではマンションの方が優れていることが多いです。
・オートロック
・エレベーターロック
・宅配ボックス
・管理人・警備員
・敷地内公園
玄関やエントランス、エレベーターホールの二重・三重のセキュリティ、本人に代わって荷物を受け取る宅配ボックス、物件によっては24時間管理人・警備員が在中、大規模マンションの場合は敷地内に公園などがあるため部外者が入れないなど、セキュリティ面で役立つさまざまな設備・体制となっています。
一方、一戸建ての場合は、1階部分に玄関や窓があり、セキュリティ設備は個人の防犯意識によって左右されます。
センサーライトやホームセキュリティなど、さまざまなセキュリティ対策を導入する家もあります。
しかし、それでもセキュリティ面はマンションには敵わない状況です。
セキュリティ面を重視したい場合はマンションがおすすめです。
2.広さ
住戸の広さを優先するのであれば、一戸建ての方が有利です。「不動産経済研究所調べ2016年3月〜2017年3月に販売された物件データの平均値」によると、東京23区のマンションの面積は65.9㎡なのに対し、一戸建ては97.7㎡と30㎡前後の違いがあります。
神奈川県でもマンションは70.9㎡、一戸建ては100.1㎡、千葉県でもマンションは72.8㎡、一戸建ては101.3㎡と、いずれも広さに大きな差があります。
マンションの場合はラウンジやキッズルームなどの共用施設がある場合もありますが、住戸内の広さでは、やはり一戸建てに軍配が上がります。
3.駅からの距離
一戸建てとマンションで駅からの距離を比べると、マンションの方が有利です。
マンションは立地を優先して建てるため、ほとんどの物件が最寄駅まで徒歩圏内です。
「不動産経済研究所調べ 首都圏で2016年3月〜2017年3月に販売された物件データ」を見ると、マンションの7割程度が最寄駅から9分以内となっています。
駅まで徒歩5分未満のマンションが約26%あるのに対し、一戸建ては約4%ほどです。
駅から徒歩5分〜9分未満だとマンションが約43%、一戸建ては約21%となっています。
現在販売されている物件を見ても、駅まで徒歩2〜3分のマンションがたくさんありますし、駅直結のマンションもあります。
一戸建ての場合は、駅まで徒歩10分であればかなり近い方です。交通利便性を求めるのであれば、マンションに軍配があがります。
4.購入費用
購入費用もマンションの方が有利であることが多いです。
マンションは土地代がない分、一戸建てよりも安価になりやすいです。
マンションの場合は、利便性の優れた立地に広大な土地を購入して建てますが、住戸数が多いため、1戸あたりの土地の広さは非常に狭くなります。
どのようなマンションか、どんな一戸建てか(注文住宅、建売住宅など)によっても購入費用の相場は変わってきますが、仮に立地や面積が同じ条件であれば、マンションの方が安価な可能性が高いです。
5.災害の強さ
災害への強さを見ると一戸建てよりもマンションの方が有利です。
マンションは、鉄骨鉄筋コンクリート造や鉄筋コンクリート造で、免震構造や制震構造、さらに、近年のマンションは備蓄倉庫や自家発電装置も導入しているケースがあります。
地震に強いだけでなく、豪雨などによる水害発生時も比較的安心です。
一戸建ても耐震等級3対応など災害に強い物件がたくさん出ていますが、過去の災害現場を見ても、一戸建てよりマンションの方が強いことがわかります。
6.設備
最新の一戸建てとマンションでは、住戸内の設備に大きな差はありません。
食器洗浄乾燥機や浴室換気乾燥機、複層ガラス、床暖房、ディスポーザーなど、さまざまな設備があります。
マンションは多くの住戸があるためスケールメリットが効き、最新の設備を導入しやすい魅力がある一方で、制約によって希望の設備を導入できないケースもあります。
また、ソーラーパネルなど、一戸建てでないと導入しづらい設備もあったりします。
設備面に関しては、どちらが有利というよりも自分たちに合っているかどうかが重要です。
7.管理
管理のしやすさはマンションの方が有利です。
マンションは毎月管理費を支払っており、共用施設の管理や清掃はすべて管理会社がやってくれます。
24時間いつでもゴミ出しができる物件もたくさんあります。
一戸建ての場合は、自分たちで敷地内の管理・清掃をおこない、ゴミは指定日時に指定場所に出す必要があります。
毎月管理費を支払うこともあり、管理のしやすさはマンションの方に軍配があがります。
8.コミュニティ
コミュニティの形成のしやすさはマンションの方が有利です。
一戸建ては町内会の付き合いはそれほどありません。
マンションの場合は、入居者を対象としたイベントが豊富で、共用施設を利用した活動などもあります。
人見知りの方にとってはつらいものがあるかもしれませんが、マンションはコミュニティを形成しやすいのが特徴です。
9.増改築
増改築のしやすさは一戸建ての方が有利です。
建築基準法等の範囲内であれば、「子ども部屋をなくして1つの部屋にしたい」「手狭に感じるから増築したい」「外観デザインを好みのものにしたい」など、自由に増改築ができます。
マンションの場合、室内のリフォーム等をする場合には管理組合の許可が必要ですし、室外のことに関しては個人の考えだけで増改築することはできません。
増改築のしやすさは、マンションは一戸建てには敵いません。
10.庭・バルコニー
庭やバルコニーについては一戸建ての方が有利です。
マンションでも、1階住戸に専用庭が付いていたり、各住戸にバルコニーが付いていますが、一戸建ての庭・バルコニーほどの規模ではありません。
一戸建ての場合は広い庭つくることができ、子どもが走り回ったり、植物を育てたりなど、自由に使うことが可能です。
物件によっては屋上がすべてバルコニーになっているものもあります。
子どものプール遊びや家庭菜園など、家族で自由に利用ができるため、庭・バルコニーは一戸建てに軍配があがるでしょう。
マンションも物件によってはルーフバルコニーが付いている場合があります。
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【10】住む人のライフスタイルや条件に合った物件選びが大事
一戸建ての方が広さがあるが、交通利便性の良さはマンションの方が分がある。
など、一般的な有利・不利について紹介しましたが、必ずしも住む人が同じように有利・不利を感じるわけではありません。
一般的には交通利便性が良い方が快適性があると考えられていますが、駅に近いと騒音が聞こえやすいですし、空気も汚れている可能性があります。
緑もほとんどありません。
駅に近い物件を希望している人にとっては有利ですが、駅の近さを求めず自然の多いところで暮らしたい人からすれば不利に感じてしまいます。
大切なのは、自分たちのライフスタイルや希望する条件に合っているかどうかです。
一般的な有利・不利の条件を参考にしながらも、最終的には自分たちに有利な条件で家づくり・家選びするようにしましょう。
一戸建て・分譲マンション・賃貸物件に向いている人
ここでは、「一戸建て」「分譲マンション」「賃貸物件」にどのような人が向いているか、簡単に紹介していますので、参考にしてください。
一戸建てに向いている人
・広い部屋に住みたい人
・将来的に増築を検討している人
・広い庭を持ちたい人
・内装・外観デザインにこだわりたい人
・交通利便性はそれほど求めない人
・隣家と物理的距離を置きたい人
上記のような人は一戸建てに向いていると考えることができます。
交通利便性や管理のしやすさ、セキュリティよりも、広さやデザイン・仕様、庭・バルコニーなどを重視したい方におすすめです。
分譲マンションに向いている人
・駅近くに住みたい人
・セキュリティを重視したい人
・災害に強い家に住みたい人
・施設が充実している家に住みたい人
分譲マンションは、交通利便性や充実した共用施設を求める人に向いています。
また、災害やセキュリティに強い家を求める人にもおすすめです。
賃貸物件に向いている人
・1ヶ所だけではなくいろいろな場所に住んでみたい人
・住宅ローンに抵抗がある、審査が通りづらい人
・常に最新設備の家に住みたい人
1つの場所に縛られたくない人や住宅ローンに抵抗がある人は、賃貸物件が向いています。
賃貸物件であればライフスタイルの変化に合わせて転居することが可能です。
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まとめ
今回は、一戸建てとマンションの特徴やメリット・デメリット、どちらが優れているのか10項目の比較などについて紹介いたしました。
一戸建てとマンションでそれぞれに特徴、メリットがありますが、結局のところは、いかに自分たちに合う物件かどうかが大事です。
そのため、ここで紹介したメリット・デメリット等を参考にして、自分たちにとって有利な物件になるのはどちらか比較をしてみてください。
今月の人気記事ハウスメーカーランキング2021〜住宅メーカーの坪単価や評判と宅建士が教える選び方
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