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一生に一度の家づくり。
「家を建てたいけれど、予算はかけられない」「こだわった造りにしたいけど、注文住宅は高そう」と、夢を諦めかけてはいませんか?
余分な機能や設計などを省き、コスト削減を目指したローコスト住宅というものがあります。
ローコスト住宅は、一般の住宅よりも、コンパクトで安価な家を建てることができますが、さらにコストダウンを目指した「超ローコスト住宅」という家づくりを目指してみませんか?
ローコスト住宅はみすぼらしい家という意味ではなく、今あるものを十二分に活用できる家づくりを目指していく注文住宅です。
理想の住まいを作るために、1000万で超ローコスト住宅を建てる方法を紹介していきます。
1、超ローコスト住宅を1,000万円以内で建てるためにおさえておくべきポイント
「家を安く建てるにはコツがある」と知っていましたか?せっかく家を建てるのですから、コストを抑えつつも、居心地のいい理想の住まいを作っていきたいですよね。
実は、超ローコスト住宅を建てるためにおさえておくべきポイントがあります。
超ローコスト住宅は、「削るものを削り、こだわるところをこだわる」ということを意識して、設計をしていかなければいけません。
家は建ててゴールではなく、何十年も住み続けなければいけないものです。
コストダウンを考えるあまり、住み心地の悪い家に仕上がってしまっては、本末転倒になってしまいます。
そこで、超ローコスト住宅を建てるときに不要な削るべきポイントと、削ってしまうと後々損をしてしまう部分について詳しくみていきましょう。
1、超ローコスト住宅に不要な削るべき5つのポイント
まずは、超ローコスト住宅を建てるために、おさえておくべきポイントから紹介します。
できるだけコストを削減するために「必要のない無駄な部分」は、どこにあるのかを知らなければいけません。
例えば、階層ごとに形状の異なる家や出窓がある住宅は、壁の面積が多いため、お金がかかってしまいます。
また、リビングやキッチンの壁をできるだけなくしひとつの大きな空間にすることで、解放感が生まれ、部屋を広く魅せることも可能です。
しかし、和室は洋室に比べるとメンテナンスが必要となり、後々費用がかさむこともあります。
このように、コストダウンするために不要な削るべきポイントをしっかり抑えておきましょう。
1.家の凹凸を失くし壁面積を減らす
住宅の形はできるだけ凹凸のない豆腐のようなフラットな形状にしましょう。
同じ床面積でも出窓や離れなどを作ってしまうことで、外壁の面積が増え、割高になってしまいます。
また、2階建てを建てる場合は、一か所だけ2階層にするのではなく、1階と同じ形状にしましょう。
柱の本数と外壁の面積をできるだけ少なくするためには、1~2階の形を同じにすることが重要です。
平屋にして広く土地を使うよりは、土地の面積をコストカットできる2階建の方がローコストといえます。
さらに、屋根の形にも注意しなければいけません。屋根の勾配や傾斜角度によってコストがかかります。
凹凸な多い複雑な形状の家は、屋根も複雑な形になると頭に入れておきましょう。
2.無駄な収納スペースを作らない
超ローコスト住宅で快適に暮らすためには、収納スペースは欠かせません。
収納がなければ家具や小物が乱雑し、家が狭く見えてしまいます。
しかし、使い勝手の悪い細々とした収納スペースが乱雑しても困りものです。
細々として扉の開閉が思うようにできない収納スペースは、作ったものの結局使わずに放置してしまうことになりかねません。
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そのため、上手に収納スペースを作るために、思い切って納戸を広く設計してみましょう。
設計の段階で、どこに何を収納したいかを考え、手が届きやすいよう導線を考えておくことが大切です。
「出しやすく、入れやすい収納」という意識を持ち、いつでも使いやすいような収納スペースを設計しましょう。
3.水回りを集約しオプションをつけすぎない
排水管や給水管を短くするために、水回りはできるだけ1階に集約しましょう。
超ローコスト住宅に、2個以上のトイレはあまり必要ありません。
また、キッチンを設置するときにデザインや材質にこだわりすぎるあまり「オプションだけで100万円を超えてしまった」と予算オーバーしてしまうこともあります。
また、トイレなどの水回り設備を選ぶときは、メーカーにこだわりましょう。
初期費用だけを考えるのではなく、節水式のトイレの方が長い目でみるとコストダウンとなります。
展示品を見比べ、使い勝手の良い商品を選んでいきましょう。
4. DIYにチャレンジしてみよう
超ローコスト住宅を実現するために、欠かせないのが自分たちで家を造るDIYです。
大工さんにお願いするところはお任せし、自分たちでできるところはチャレンジしてみましょう。
おすすめのDIYポイントは、壁塗りや植栽植えなどです。
また、玄関のタイル貼りや壁の一面だけを塗るアクセント作り、収納棚の設置などは、素人でも簡単にDIYすることができます。
DIYで自分らしく家を建てるために、あらかじめDIYしやすいようにシンプルな設計をお願いするといいかもしれません。
ただし、DIYをするときは、大工さんの邪魔にならないよう、相談するか建築が終わってからチャレンジするように注意しましょう。
5、和室は建築費もメンテナンスも高い
足を伸ばすことができ、横にもなれる和室は、日本人には欠かせない空間です。
しかし、和室は超ローコスト住宅では選びたくないコストがかかる部屋となります。
また、一般的に和室は土壁となり、壁を塗る作業を依頼することになるため、費用がかかってしまいます。
また、時間の経過とともに劣化していく畳やふすまは、定期的なメンテナンスも必要です。
コストダウンするためにも、和室より洋室を設計することをおすすめします。
どうしても、和室にこだわりたい場合には、リビングに小上がりとして設置するか、土壁をやめて和風なクロスを張る設計にしてみましょう。
2、メンテナンスで大損害!削ると損をする大切な4つのポイント
ここまで、不要な削るべきポイントについて紹介してきましたが、今度は、削ると損をする大切なポイントについてみていきましょう。
超ローコスト住宅を建てるためには、不要な部分を削減し、できるだけ節約していかなければいけません。
しかし、住宅には削ってはいけない大切な個所が必ずあります。柱や壁の面積を多くすれば費用はかさみますが、その分耐震性は低くなります。
また、できるだけ広い空間を演出するために、間仕切りを失くせば、エアコンの効きが悪くなり、冬は寒く夏は暑い家となってしまいます。
このように、住んでいくうえで欠かせないものをコストダウンできるからという理由で減らしてしまうと、住み心地の悪い家になるかもしれません。
後で後悔しないためにも、削ると損をする大切なポイントについてしっかり知識を入れておきましょう。
1.扉を減らすと光熱費がかかる
扉の数や間仕切り壁を減らすと、解放感があり部屋が広く見えます。
また、コストの面だけでなく、家族を身近に感じるために、あえて扉や壁を設置しないという場合もあります。
また、吹き抜けつきのリビングを設置し、採光を取り入れ日当たりをよくしたいと注文する人もいます。
しかし、こういった解放感のある家は、冷暖房費がかさむ原因にもなりかねません。
広い空間は、エアコンの風が届かず、滞留してしまう可能性もあります。
室内温度を調整するために、床暖房やシーリングを設置することもできますが、設置には数万円程度プラスされることを頭に入れておきましょう。
2.はじめにやっておきたい地盤改良工事
住宅を建築する前に、地盤の強さを確認するための地盤検査が行われます。
せっかく頑張って住宅を建てても、数年後に地盤沈下で家が傾いてしまったら、とても住み続けることはできません。
また、地震が多い日本では、耐震性のある強い住宅を建てる必要があります。
地盤検査の結果、地盤の改良が必要な場合は、地盤改良工事をすすめられます。
地盤改良工事費用はおおよそ50万~100万円以上かかることもあります。
超ローコスト住宅を検討している人は、地盤改良工事費用を計算に入れていないことが多く、予想外の出費に驚く場合が少なくありません。
しかし、地盤改良工事は長く安全に住み続けるために、しておきたい工事のひとつです。
後でトラブルが起こった場合には、初期の工事費よりも多額の修繕費用がかかってしまうかもしれません。
地盤改良費は業者によって異なり、工事費用が高ければ今後も安全というわけではないため、しっかりとした業者選びが大切です。
いくつか見積もりをとり、建築士や工務店と話し合い、払える範囲で改良工事を依頼することをおすすめします。
3.ドア付近のスペースはある程度余裕をもった設計に
ドアを設置するときは、ドアが開けっぱなしでも狭く感じないか、ある程度のスペースを考慮した設計をお願いしましょう。
コストダウンするために廊下を狭くしたり、水回りを集約しすぎたりすると、部屋同士のドアがぶつかり合ってしまったり、洗濯籠や買い物袋を持った状態でドアを通ることが難しくなってしまう場合もあります。
また、狭い空間に無理に収納を作ることで、ドアが開けづらくなり、物が取りにくくなってしまう可能性も出てきます。
ドア付近はある程度余裕をもったスペースを作り、家具を配置しても狭く感じないような工夫をしましょう。
思い切ってドアを設置しないというアイディアもあります。
4.外構をケチるとやすっぽく見えてしまう
フェンスや玄関回り、垣根など、主に庭の部分となる外構はいわゆるエクステリアと呼ばれている部分です。
この外構費は、住宅費用の5~10%程度かかると言われていますが、この外構費を負担に感じてしまう人も多いようです。
また、外構は落ち着いたら整備しようと工事を後回しに考える人もいます。
しかし、外構は家の印象を作る大切な部分です。
この外構費をケチってしまうと、みすぼらしい家に見えてしまいます。
超ローコスト住宅で外構を設置するために、住宅ローンに外構費を組み込んだり、玄関回りの工事だけを依頼し、植栽や芝植えなどは自分たちで行ったりという方法もあります。
また、外構工事を依頼するときは、工務店ではなく外構専門業者に依頼すると安くなることもあります。
外構に関しても、まずはいくつか見積もりをとり、予算内に抑えられるか検討してみることが大切です。
2、超ローコスト住宅はどこに頼めばいい?1,000万円で建てるための業者4つ
1,000万円で超ローコスト住宅を建てるためには、注文した住宅を予算内で仕上げてくれる業者を選ぶことが大切です。
そのため「人件費」「広告費」「経費」の3つを抑えてくれる業者を選ばなければいけません。
注文住宅の依頼を受け付けてくれる業者はたくさんいますが、大手メーカーだと逆にコストがかかり、超ローコスト住宅の建設は難しいと言えます。
そこで、超ローコスト住宅の注文を受け付けてくれる3つの業者を紹介します。
1、注文住宅ハウスメーカー
ハウスメーカーの中でも注文住宅を受け付けてくれる業者を選びましょう。
大手のハウスメーカーだと規格外の部品を扱っているため、コストがかかってしまいます。
また、ちょっとした修繕をするときも、ホームセンターには売っていないような部品を使っており、業者の有料のアフターフォローを受けなければいけないため、注意が必要です。
地域密着型の小規模な業者などは、コストを抑えた注文住宅を請け負ってくれることがあります。
もしも、注文住宅業者が見つからない場合は、一括見積サービスが利用できるWEBサイトを活用してみましょう。
2、一級建築士事務所
一級建築士事務所では、ローコスト住宅の注文を請け負ってくれるところもあります。
一級建築士事務所は割高というイメージもありますが、一概にそうとは言えません。
なぜならば、大手のハウスメーカーだと、広告宣伝費用も諸経費がかかりますが、一級建築士事務所ではそれらの諸経費を材料費や設計費に回してくれるところもあります。
また、一級建築士はやり直しを指示できる監理という業務も行っています。
監理は、手抜き工事はないか、設計通りに建設が進んでいるかをチェックしてくれるため、安心して設計をお任せすることが可能です。
一級建築士事務所がどこにあるかわからないときは、<a href=”http://www.njr.or.jp/”>一般社団法人日本建築士事務所協会連合会のホームページ</a>から検索することもできますので、参考にしてみてくださいね。
3、工務店
職人さんが勤務している工務店に直接注文住宅を依頼するという手段もあります。
工務店は、地域密着型の小さな工場というイメージがありますが、最近では工務店もフランチャイズ化しており、ハウスメーカーに負けないくらい営業力がある会社も出てきています。
工務店の大きな特徴は、施工主の希望をしっかり聞いてくれるという点です。
ハウスメーカーだと、設計プランがはじめから用意されており、その中から予算に合わせて選択することが多いのですが、工務店は施工主と材質から間取りまで細かく要望を聞いてくれる傾向があります。
ただし、工務店は勤務している職人さんの腕によって仕上がりも異なりますので、業者を選ぶ際は見積もりをいくつか取り、口コミなどの評判も考慮しながら慎重に選んでいくことがポイントです。
コスト削減するならリノベーションや中古住宅でリフォームという手段も
「こだわりを捨てきれず、つい予算がオーバーしてしまう」「予想以上にコストがかかってビックリ」注文住宅を新築するのは、意外と予算オーバーしてしまうものです。
あれもこれもと考えるうちに、1,000万円どころか2,000万円近くなってしまったというケースも少なくありません。
このような場合、新築は諦めて実家をリノベーションするかフルリフォームされた中古住宅を購入するという手段も検討してみましょう。
リノベーション物件のいいところはコストの面だけじゃなく、施工期間も短いというメリットがあります。
新築の建設は半年程度かかることもありますが、リノベーションをする場合は施工期間が短く約1カ月で入居できます。
こだわりを捨て切れない場合には、このような選択肢もあることを頭の片隅に入れておいてください。
まとめ
超ローコスト住宅を建てるには、コストダウンする個所と、削減してはいけないポイントを見極めることが大切です。
目先の利益ばかりを重視してしまうと、後で修繕費用や光熱費がかかってしまいかねません。
このような、超ローコスト住宅を建てるためには、業者選びはとても重要です。
大手ハウスメーカーは、魅力的な家を設計してくれますが、広告宣伝費などを支払う場合もあるので、注意しましょう。家は建てることがゴールではなく、住んでからがスタートです。
長く住み続けるためにも、予算をかけるところはしっかりとかけ、妥協できる部分は工夫するなど、10年後20年後の未来のこともしっかり考え、後悔のない理想の住まいを造っていきましょう。
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