マンション売却に階数は関係している?あなたのマンションの価値を理解しよう!

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マンション売却に階数って関係しているの?

階数が低ければ安く売るしかないの?

ズバリ言わせて頂くと、階数は大きく関係します。良くも悪くもです。

階数の重要性を理解した上で売却活動が出来れば、成功確率が上がることになるでしょう。

マンション売却は取引金額が数百万、数千万になります。

売主であるあなたの知識や事前準備の差で、売却価格が百万単位で変わってしまいます。

とは言え、ほとんどの方がマンション売却に関しては素人でしょう。

マンションを売ることは、一生に何度も経験するものではありません。

ポイントを絞って準備しておく必要があります。

今回はマンション売却するうえで、階数がどのように影響するか下記の6点を紹介していきます。

  1. 高階数の高層マンションが高く売却しやすい理由
  2. マンションの階数が高い場合のメリット
  3. マンションの階数が高い場合のデメリット
  4. マンションの階数が低い場合のメリット
  5. マンションの階数が低い場合のメリット
  6. マンションの売却価格を事前に知る方法

マンションの階数は変更が出来ないので、仕方ないと感じているかもしれません。

しかし、低い階数には低い階数ならではのアピールポイントがあり、その逆もまた然りです。

どのようにアピールするかでマンションの売れ方が変わることは間違いありません。

食品類が良い例です。

テレビでトマトの健康効果がやっていれば、翌日スーパーでトマトが品切れになり、納豆の健康効果がやってれば納豆も品切れになります。

「あなたにとってお勧めです。あなたになら喜んでもらえます。」

というのを伝えることが出来れば、マンション購入希望者の背中を押すことが出来ます。

アピールポイントを理解し、不動産会社への提案や顧客とのコミュニケーションに役立てましょう。

1、高階数の高層マンションが高く売却しやすい理由2つ

マンションを売却する際、基本的には階数が多い方が有利に働きます。

タワーマンションや500世帯を超えるような大規模マンションには、以下のメリットがあるからです。

  1. 修繕積立金や、管理費が安い
  2. 設備面が整っている場合が多い

では一つずつ確認していきましょう。

1、修繕費積立金や、管理費が安い

修繕積立金とは、マンションの大規模修繕のに備えて蓄えられるお金です。

マンションが大規模で大きければ大きいほど修繕費も掛かりますが、世帯数が多くなれば一人当たりの負担額は減ることになります。

逆に世帯数が少ないマンションの場合は、大規模マンションに比べて1人当たりの負担額が大きくなってしまうでしょう。

もちろん設備やマンションの材質によっても修繕費は変わってくるので、全ての小規模マンションが大規模マンションより修繕積立金が高いとは言えません。

しかし大規模マンションの方が、一人当たりの負担額が減るのは事実です。

修繕積立金や管理費が割安になる大規模マンションの方が、売れやすいマンションと言えます。

2、設備面が整っている場合が多い

階数が多くて世帯数も多いマンションは、小規模マンションと比べて設備も整っている傾向にあります。例えば

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  • ・オートロック機能
  • ・庭が付いている
  • ・フィットネスジム
  • ・コインランドリーがついている

などです。

これらはマンション売却に有利に働くでしょう。

マンションは一つとして同じ物件はありません。

あなたの売却したいマンションは、どこが「アピールポイント」なのかを把握してから売却しましょう。

2、マンションの階数が高い場合のメリット2つ

マンション売却の際に、所有しているマンションの階数が高い場合のメリットを紹介していきます。

どんなニーズがあって、どんな価値があるのかを把握しておきましょう。

  1. ステータスがある
  2. 見晴らしがよい

一つずつ確認しいていきます。

1、ステータスがある

実用面だけ考えると低い階数のマンションのが便利です。

しかし階数が高いマンションは住んでいるだけでステータスになります。

一見さほどのメリットに思えませんが人気があり、値段が高いのもステータスが関係しています。

高級外車なども、軽自動車や日本車に比べると実用面で劣ります。

燃費や車検費、車庫に入れづらいなど、多々問題があるでしょう。

しかし高級外車を持っていることで「お金を持っている」というステータスになるので、いつの時代も購入されているのです。

マンションも同様に、値段が割高になる高階数のマンションでも人気があるのです。

2、見晴らしがよい

上の階数になればなるほど、外の見晴らしがよくなります。

バルコニーを重要視する方には見晴らしがよいことはアピールポイントになるでしょう。

高層マンションの最上階ともなれば絶景です。

3、マンションの階数が高い場合のデメリット2つ

次は所有しているマンションの、階数が高い場合のデメリットを紹介していきます。

先ほど説明させて頂いた通り、実用面のデメリットです。

  1. 外へのアクセスが悪い
  2. 洗濯物が干せない

以上の2つを見ていきます。

1、外へのアクセスが悪い

高階数のマンションは上の階にある分、外へ出るのに時間がかかってしまいます、

頻繁に外出を行う方には不便に感じてしまう部分もあるでしょう。

一番懸念しなければならないのが、地震や火災が発生した時です。

エレベーターが止まってしまうと外へ出る手段がなくなっていまいます。

また火災の場合は、火は上に向かって登っていくので、逃げ道が無くなってしまうかもしれません。

マンション購入希望者は、防災設備が万全なマンションでなければ心配でしょう。

2、洗濯物が干せない

洗濯物が干せないというのは先ほどのステータスの話にも関係しています。

マンションの外から洗濯物が見えるというのは、印象良くありません。

高い階数のマンションになればなるほどステータスの重要性も増してきます。

マンションの価値を落とさない為に洗濯物を禁止にしているのです。

しかしベランダ干しが可能、サンルームが付いている、コインランドリーが併設されている等の場合は問題ありません。

わざわざ外に干す必要はないからです。

余程の高級マンションで、「洗濯物は全て外部に任せている」というようなマンションの場合は、費用も別に掛かってきてしまうので、注意が必要です。

4、マンションの階数が低い場合のメリット2つ

次にマンションの階数が低い場合のメリットを見ていきましょう。

  1. 電気代の節約になる
  2. 外へのアクセスが良い

以上の2点です。

1、電気代の節約になる

一般的に上の階になればなるほど気候の影響を受けやすいです。

冬は寒く、夏は暑いので冷暖房を使用せざるを得ません。

低い階数のマンションであれば、冷暖房の設定温度や強度を落とすことが出来ます。

1年を通して電気代の節約につながるでしょう。

特にマンションを賃貸ではなく、購入するとなれば数十年も住むことになります。

毎月数百円、数千円の差が大きな差になる事は言うまでもありません。

2、外へのアクセスが良い

低い階数のマンションであれば、外と家をエレベーターや階段で素早く行き来できます。

日常的に重たいスーパーの袋を持って、長時間エレベーターに乗るのも大変でしょう。

また、地震や火災が発生した際もすぐに逃げられるので安心です。

5、マンションの階数が低い場合のデメリット1つ

マンションの階数が低いことは、大勢の他人の足元で生活をしなければならない事です。

気の持ちようですが、気になる方は気にするでしょう。

特にマンション購入というのは「憧れ」という部分が強いです。

なのでステータスを求めて高い階数のマンションが売れるのです。

念願のマンション購入も低階数のマンションだと満たされない方もいるでしょう。

低い階数のマンションは、実用的な面では不便を感じません。

しかし精神的な面ではマイナスに感じる方も、多いことを覚えておきましょう。

6、マンション売却価格を事前に知る方法3つ

マンションを売却に出す前に、どの程度の値段が付くか知れたら嬉しいですよね。

マンションを売却する理由は人それぞれですが、出来る限り高く売りたいはずです。

共通して考えられるのは「ローン残高よりも高く売却したい」という願いではないでしょうか。

マンションの売却金額がローン残高を下回ってしまった場合、自己資金から一括返済します。

マンションを売却するのに数十万、数百万円の資金を用意するのは大変でしょう。

実際にマンションを売却に出す前に、どの程度の売却額がでるのか把握する方法を紹介します。

  1. チラシ広告で同じマンションの売り出し価格を見る
  2. インターネットで同じマンションの売り出し価格を見る
  3. 複数の不動産会社に査定を依頼する

以上の3点です。見ていきましょう。

1、チラシ広告で同じマンションの売り出し価格を見る

新聞の折り込みなどに入っている、マンション売却のチラシ広告を見ましょう。

あなたが売却したいと考えているマンションと、同じマンション内で売られているマンション価格を参考にします。

部屋の大きさが異なる場合は、1平米当たりの金額を出して計算すると良いでしょう。

例えば、

60平米で2,000万円の価格がついていた場合は、

2,000÷60=約33、1平米当たり33万円となります。

あなたのマンションの平米数が、70平米だった場合、

70×33万=2,310万となります。

階数や間取りによっても価格は変わるので、確実ではありませんが参考にはなります。

2、インターネットで同じマンションの売り出し価格を見る

インターネットでもチラシと同様に、同じマンションの売り出し価格を確認することが出来ます。

インターネットでの情報収集は情報量が豊富です。

あなたの売りたいマンションと同じマンションの売り出し価格だけでなく、周辺のマンションも参考にすることで相場観が培われるでしょう。

3、複数の不動産会社に査定を依頼する

実際にどれくらいの値段で売れるのかは、不動産会社に頼らざるを得ない部分があります。

上記の二つはあくまで参考程度にしておきましょう。

間取りや設備、周辺環境など、何一つとして同じマンションは存在しません。

実際に不動産会社に、あなたのマンションを査定してもらうのが一番です。

査定には、

  • 簡易査定(机上査定)
  • 訪問査定

の2種類があります。

簡易査定とは「物件の情報を口頭などで伝えて」査定してもらう方法。

訪問査定とは「不動産会社に実際にマンションを見てもらい」査定してもらう方法です。

複数の不動産会社に簡易査定を行ってもらうことで、どの程度の値段が付くのかわかるようになるでしょう。

注意しなければならないのは、他の不動産会社と比べて「高すぎる」査定額です。

査定金額を釣り上げて、仲介の契約を勝ち取る悪質なやり口の可能性もあります。

マンションの売却目安が知りたい場合、「高すぎる」査定額を参考にするのはやめましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はマンションの階数に絞ってお伝えさせて頂きました。

一般的に高い階数のマンションが高く売れるのは間違いありません。

しかし説明させて頂いた通り、低い階数にもメリットはあります。

安易に高い階数のマンションより売り出し価格を下げたり、

高い階数という理由だけで相場より割高に値段を付けるのは、時間とお金の無駄遣いになってしまう危険性があります。

売りたいマンションをよく理解して売却活動することで、「素早く」「高く」売ることに繋がるでしょう。

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