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<記事の情報は、2023年9月1日時点のものです>
近年、平屋住宅が多くの注目を集めていることをご存知ですか。
平屋住宅であれば、階段がなく家族の様子が見えやすいため、小さい子どもがいる家庭や高齢者、妊婦さんも安心して暮らせます。
2階建て住宅や3階建て住宅にはないメリットがたくさんあり、自分たちの理想の住まいづくりも可能です。
ここでは、平屋住宅のメリット・デメリットや坪単価、価格相場について紹介しています。
この記事をご覧いただくことで、平屋住宅への理解が深まり、住まいづくりがやりやすくなりますので、参考にしてください。
またここで1つ、本文に入る前に重要な質問をさせてください。
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それではここから本文に入っていきますよ。
平屋住宅の特徴や坪単価
まずは、「平屋住宅はどんな家のことを指すのか」その内容について見ていきましょう。
また、平屋住宅の価格相場・坪単価がどれくらいかも紹介いたします。
平屋住宅とは
平屋住宅とは、1階建ての住宅のことです。
階段の上り下りがなく、広々とした1フロア空間をつくれるため人気のある住宅形態です。
狭い土地を有効活用する2階建て住宅や3階建て住宅も人気はありますが、老後のことや日々の生活動線を考えて平屋住宅を選ぶ人は少なくありません。
2階建て住宅や3階建て住宅にはないメリットも多くあり、家族構成やライフスタイル、予算によっては非常に有力な選択肢となります。
平屋住宅の坪単価
平屋住宅の価格は、依頼する住宅メーカーや仕様、面積などによって異なりますが、一般的な相場として延べ床面積30坪で1,500万円〜2,000万円前後と言われています。
この場合、坪単価は50万円〜67万円前後です。
平屋住宅は1階建てなため、2階建て住宅より安く済むと考えている人もいますが、同じ床面積を求めるのであれば平屋住宅の方が高くなることが多いです。
これは、平屋住宅は、建築コストの高い屋根や基礎部分が広いことが理由です。
さらには、広い土地も必要なので、土地代も高くつく傾向があります。
坪単価については、各住宅メーカーや工務店によって異なりますので、できるだけ早い段階で見積もりを取り、比較検討するようにしましょう。
平屋住宅のメリット
平屋住宅には、2階建て住宅や3階建て住宅にはない、メリットがたくさんあります。
どのようなメリットがあるかを把握しておくことで、住まい選びの判断がしやすくなります。
ここでは、平屋住宅の以下12つのメリットについて見ていきましょう。
1.動線が効率的
2.家族の様子が見える
3.構造的に安定している
4.階段がなく高齢者や小さい子ども、妊婦さんにも安心
5.メンテナンス費用が安い
6.階段もなくスペースが広い
7.長期的な視点で住める
8.階段がなく掃除がラク
9.2階の生活音が気にならない
10.光熱費が抑えられる
11.天井が高く開放的
12.太陽光発電システムを搭載しやすい
早速、1つ目のメリットから紹介します。
1.動線が効率的
平屋住宅のメリットの1つが、生活動線が効率的なことです。
よく読まれてるおすすめ記事ハウスメーカーランキング2021〜住宅メーカーの坪単価や評判と宅建士が教える選び方
2階建て住宅や3階建て住宅の場合、食事や入浴、掃除、就寝など、事あるごとに階段で上り下りする必要があります。
平屋住宅であれば、トイレや浴室、洗面所、寝室、リビング・ダイニングやキッチンなど、すべてが同じフロアにあるため、移動の効率が良いです。
階段を上り下りすることもなく、行き来できます。
生活動線が効率的なのは、毎日を快適に過ごすうえで非常に重要なことです。
2.家族の様子が見える
家族の様子が見えやすく、コミュニケーションが取りやすいのも平屋住宅のメリットです。
リビング・ダイニングや寝室、子ども部屋、浴室、トイレなど、すべての部屋が同じフロアになるため、家族の行動を把握しやすくなります。
特に、子どもが小さい場合は、少しでも目を離してしまうと危険です。
また、子どもが年頃になると、親とのコミュニケーションを避けることがあるため、2階建て住宅の階段の位置を工夫し、2階に上がるにはリビング・ダイニングを通らないといけないようにしているケースがあります。
しかし、平屋住宅であれば階段の位置を気にする必要がありません。
リビング・ダイニングを家の中心につくれば、毎日、子どもと顔を合わせることができます。
1フロアで家族の様子が見えやすいのは、小さい子どもがいる家庭でも、年頃の子どもがいる家庭でも効果的です。
3.構造的に安定している
平屋住宅のメリットの1つが、構造的に安定していることです。
2階建て住宅や3階建て住宅の場合、1階の構造躯体にかなりの負荷がかかります。
そして、重量があるため、地震の際の揺れも大きくなり、揺れによって建物が損傷したり、家具が転倒する可能性があります。
平屋住宅であれば、2階や3階がないため、構造躯体への負荷が小さく、倒壊するリスクが低くなります。
建物が軽量なので地震の揺れ幅も低減でき、揺れによる建物の損傷や家具の転倒を防ぐことが可能です。
平屋住宅は、複数階の建物と比べると、高さが低く重量も軽いため、地震や台風による災害リスクを軽減します。
4.階段がなく高齢者や小さい子ども、妊婦さんにも安心
平屋住宅は、日常生活の中で階段の上り下りがありません。
2階建て住宅や3階建て住宅になると、
・食事のために部屋からリビングに下りて、食事後部屋まで上がる
・買い物したものを2階・3階まで階段を上って運ぶ
・入浴のために階段を下りる
など、1日の間に何往復も階段移動が必要になります。
足腰が弱った高齢者には非常にシビアですし、小さい子どもは転倒リスクがあるため危険です。
また、妊婦さんにとっても、階段移動は好ましいものとは言えません。
平屋住宅であれば、階段移動がないため高齢者や小さい子ども、妊婦さんも安心です。
将来のことを考え、階段のない平屋住宅を選択する人は多いです。
5.メンテナンス費用が安い
住宅を建てる際にかかる費用は土地代や建築費用だけではありません。
長く安心・快適に暮らせるように、定期的にメンテナンスをおこなう必要があり、その費用がかかります。
屋根や外壁の補修や塗装、住宅設備の修理や新品への入れ替え、室内のフローリングや畳、クロスなど、さまざまな部分のメンテナンス等に非常に多くのお金が必要です。
2階建て住宅や3階建て住宅の屋根や外壁のメンテナンスとなると、足場を組んで作業をおこなうのが一般的です。
しかし、平屋住宅の場合は足場をかける必要性が少ないため、その分メンテナンス費用を抑えることができます。
足場の費用だけでも20〜30万円かかるため、その分のコスト削減が可能です。
6.階段もなくスペースが広い
一般的に、階段をつくる場合は4〜5帖ほどのスペースが必要と言われています。
2階建て住宅や3階建て住宅は、階段があることで、これだけの居住スペースが削減されるということです。平屋住宅は階段が必要なたいめ、その分、スペースを有効活用することができます。
仮に、4〜5帖分スペースが広くなれば、子ども部屋や書斎として利用することも可能です。
また、その分、建築面積を減らし、コストを削減することもできます。
7.長期的な視点で住める
階段がない平屋住宅であれば、老後の階段移動などを心配する必要がありません。
2階建て住宅や3階建て住宅は、若い頃は良いですが、高齢になると毎日の階段の上り下りがきつくなります。
平屋住宅だと、自分たちが高齢になっても安心・快適に暮らすことが可能です。
子どもが大きくなって家を出た後も2階スペースが無駄になりません。
8.階段がなく掃除がラク
平屋住宅は、掃除がラクなのもメリットです。
2階建て住宅や3階建て住宅に住んでいて大変さを感じるのが掃除です。
自動ロボット掃除機を使ったとしても、細かい部分や床以外の部分は人が掃除しなければなりませんし、自動ロボット掃除機では対応できない床部分もあります。
毎日、掃除をするために階段を上り下りすることは、想像以上に重労働で大変です。
平屋住宅であれば、階段もなく1フロアにすべてが集約されているため、効率よく掃除ができます。
9.2階の生活音が気にならない
2階建て住宅に住んでいると、2階の生活音が気になることがあります。
特に、子どもが小さいうちは、廊下や部屋内を走り回ったり、ベッドから飛び降りたり、物を落としたりなど、さまざまな音が1階部分へ伝わるものです。
家族といえども、静かに過ごしたい時間もあり、上階が騒がしいと集中できません。
平屋住宅であれば上階から伝わる生活音を気にする必要がありません。
壁やサッシの防音対策をしっかりとしていれば、横からの生活音や外部からの騒音を最小限に抑えることができ、静かに過ごすことも可能です。
自宅で仕事をする機会が多い人や、読書などの趣味に時間を充てたい人には大事なポイントです。
10.光熱費が抑えられる
2階建て住宅や3階建て住宅の悩みの1つが、階数による温度差が生じることです。
構造上、1階が寒くなり、2階・3階が暑くなるため、それぞれの階の温度に合わせて温度調節をする必要があります。
平屋住宅であれば、すべてが1階なので効率よく温度調節が可能です。
また、1フロアで繋がっているため、エアコンなどの冷暖房器具が最小限で済みます。
光熱費が抑えられることで、家計に余裕が生まれます。
11.天井が高く開放的
平屋住宅は、2階部分がないため天井を高く開放的な住まいにすることもできます。
勾配天井を採用すれば、非常に天井が高くなり、実際の面積以上に広々とした空間の演出が可能です。
2階建て住宅や3階建て住宅では、なかなか体験しにくい開放的な空間をつくれます。
12.太陽光発電システムを搭載しやすい
平屋住宅は太陽光発電システムを搭載しやすく、恩恵を受けやすいというメリットもあります。
平屋住宅は2階建て住宅や3階建て住宅に比べて屋根面積が広いため、太陽光発電システムを載せやすいのです。
もちろん、日当たり条件など考慮する必要はありますが、効率よく太陽光発電システムを活用することができます。
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平屋住宅のデメリット
平屋住宅のメリットだけでなく、デメリットも把握しておきましょう。
以下は、平屋住宅の10つのデメリットです。
1.広い土地が必要
2.建築費が2階建てより高い
3.風通しや日当たりに難がある場合も
4.家族間のプライバシーが確保しづらい
5.外からのプライバシー対策
6.防犯対策
7.バルコニーがなく洗濯物を干しづらい
8.眺望の良い家は難しい
9.対応していない住宅メーカーがある
10.2階に避難できない
それでは、1つ目のデメリットから見ていきましょう。
1.広い土地が必要
平屋住宅を建てる際のデメリットの1つが、広い土地が必要なことです。
2階建て住宅や3階建て住宅と同じ面積の平屋住宅をつくろうと考えれば、当然、広い土地が必要になります。
利便性のよい場所で広い土地を探そうとすれば、かなりの予算が必要ですし、そう簡単に見つかるものではありません。
郊外であれば、広い土地でも予算を抑えられますが、利便性が損なわれてしまいます。
また、必ずしも自分たちが住みたい場所・条件であるとは限りません。
平屋住宅は広い土地が必要になることが多いため、予算や立地の関係で土地探しが難しくなります。
2.建築費が2階建てより高い
平屋住宅は2階建て住宅や3階建て住宅よりも建築費が高くなると言われています。
たとえば、床面積40坪の平屋住宅であれば1階の床面積がそのまま40坪になりますが、2階建て住宅であれば1階25坪+2階15坪などの面積になります。
建築費の中でもコストがかかるのが、屋根や基礎部分です。
平屋住宅は、2階建て住宅や3階建て住宅と比べ、屋根や基礎スペースが大きくなってしまうため、その分建築費が高くなってしまいます。
住宅の仕様や面積にもよりますが、2階建て住宅に比べて300万円前後高くなる可能性があります。
3.風通しや日当たりに難がある場合も
平屋住宅は、1階建て住宅なため、周りが2階建て住宅や3階建て住宅であれば、風通しや日当たりを確保するのが難しいです。
せっかく広めの土地を見つけたとしても、周辺環境に影響を受けやすいのが平屋住宅のデメリットでもあります。
土地探しの際は、その土地が平屋住宅に向いているか、快適な暮らしができるかどうか、しっかりと見極めることが大切です。
4.家族間のプライバシーが確保しづらい
平屋住宅は、すべてが1フロアに集中するため、家族間のプライバシーが確保しづらいのがデメリットです。
2階建て住宅や3階建て住宅であれば、階数が分かれているためプライバシーも確保しやすいですが、平屋住宅であれば、お互いの様子が筒抜けになってしまいます。
上手に設計しないと日々の生活の中でストレスを抱えてしまいます。
特に子どもが年頃な場合は注意が必要です。
5.外からのプライバシー対策
平屋住宅は、1階建てなため、2階建て住宅よりも外からの視線が入りやすいです。
特に道路に面した側は、カーテンを開けておくと通行人に室内の様子が見られる可能性があります。
平屋住宅は、外からのプライバシー設計をしっかりと立てないと、ストレスの原因になります。
6.防犯対策
平屋住宅は、防犯対策をしっかりと考えなければなりません。
すべての部屋が1階部分にあるため、どこからでも侵入されるリスクがあります。
外からのプライバシーを守るために、家の周りに塀などを設置するケースがありますが、泥棒が身を隠せるため侵入しやすくなってしまいます。
各窓を防犯サッシにしたり、センサーライトやホームセキュリティを利用するなど、最適な防犯対策を施すようにしましょう。
7.バルコニーがなく洗濯物を干しづらい
平屋住宅のデメリットとして、2階建て住宅や3階建て住宅のようにバルコニーがない点があります。
2階建て住宅や3階建て住宅であれば、バルコニー部分は外から見えづらいため、比較的安心して洗濯物を干すことができます。
しかし、平屋住宅だと、バルコニーがないため外で洗濯物を干す際に細心の注意が必要です。
テラスや中庭を設けて洗濯物を干すこともできますが、外からの視線が入りやすいためです。
8.眺望の良い家は難しい
2階建て住宅や3階建て住宅は、上階の部屋から眺望が望めます。
しかし、平屋住宅の場合は1階建てなので、良い景観は望めない可能性が高いです。
周辺に建物があれば、なおさら期待はできないでしょう。
眺望を重視したい方にとっては、非常に大きなデメリットです。
9.対応していない住宅メーカーがある
平屋住宅は、一部の住宅メーカーや工務店では対応していません。
特に、注文住宅に対応しておらず、決まったプランで商品販売している業者は平屋住宅に対応していないことが多いです。
10.2階に避難できない
豪雨や台風、地震などで、水害が発生した場合に2階に避難できないのも平屋住宅のデメリットです。
特に、川や海に近い家だと水害は非常に心配事です。
その地域の水害リスクや万が一、水害が発生した場合の避難先、避難ルートをしっかりと把握しておく必要があります。
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まとめ
今回は、平屋住宅のメリット・デメリットや坪単価、価格相場について紹介いたしました。
平屋住宅のメリット・デメリットどちらも踏まえたうえで、自分たちに合った住まいづくりをすることが大事です。
検討している住宅メーカーや工務店から見積もりを取り、本格的にマイホームづくりを進めていきましょう。
参考
イノスの家「根強い人気の平屋、メリットや魅力は?」
ハウスメーカーランキング2021〜住宅メーカーの坪単価や評判と宅建士が教える選び方
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