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<記事の情報は、2023年9月1日時点のものです>
家を建てる際は、ハウスメーカーや工務店、設計事務所に依頼するわけですが、それぞれの特徴やメリット・デメリットを知っておかないと、満足のいく家づくりができなくなる可能性があります。
特に、情報量の少ない工務店においては、慎重に選択することが重要です。
今回は、工務店のメリットやデメリット、選び方のポイントについて紹介しています。
この記事をご覧いただくことで、工務店への理解が深まり、よりスムーズに選べるようになりますので、参考にしてください。
またここで1つ、本文に入る前に重要な質問をさせてください。
「注文住宅や建売住宅といったマイホームを購入するとき、最優先でしなければいけないことは何かわかりますか?」
土地の調達でしょうか?住宅ローンの設定でしょうか?
もちろんこれらも非常に重要ですが、さらに重要なことがあります。
それが「ハウスメーカーを徹底的に比較検討する」こと。
多くの人が、「知名度が高い」とか、「価格が安い」とかいう理由で比較検討せずにハウスメーカーを決定してしまいますが、実はこれ非常に危険。
特に多いのが、住宅展示場に足を運んだ際に、言葉巧みな営業マンに流されてその場で契約をしてしまうパターン。住宅展示場の住宅モデルはオプションがフル装備されていることが多いため、住宅展示場の家と実際に建てた家のギャップにがっかりする人も多いんです。
これだと、大金を払ったて建てた家が大きな損になってしまいます。
そうならないためにも、事前にハウスメーカーを徹底的に比較検討することが大事になってきます。
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それではここから本文に入っていきますよ。
工務店で家を建てる11のメリット
ここでは、工務店で家を建てるメリットについて見ていきましょう。
どのようなメリットがあるのか知っていることで、理想の家づくりがしやすくなります。
以下は、把握しておきたい11のメリットです。
1.コミュニケーションがとりやすい
2.制約が少ないため細かい要望が通りやすい
3.地域の特徴を踏まえた家づくりができる
4.価格が安い
5.困ったことがあればすぐに駆けつけてくれる
6.強引に勧めてくることが少ない
7.必要のない設備は取り外せる
8.職人気質で仕事が丁寧
9.土地探しのサポート
10.同じエリアに建てた家がたくさんあるため安心
11.工務店独自のこだわりがある
それでは、1つ目のメリットから紹介します。
1.コミュニケーションがとりやすい
工務店で家を建てるメリットの1つが「コミュニケーションがとりやすい」ことです。
最初から最後まで担当者が変わらないことが多いため、家づくりや暮らしの困ったことについて何でも気軽に相談ができます。
ハウスメーカーだと、転勤もありますし、担当者が工程ごとに変わったりするケースもありますが、工務店であればその心配もありません。
家づくりをするにあたり、担当者とのコミュニケーションは非常に大事です。
何でも相談できることで、不安もなくなりますし、細かな要望もしっかりと伝えることができます。
担当者とのコミュニケーションがとりやすい工務店であれば、一緒になって家づくりをしていくことが可能です。
2.制約が少ないため細かい要望が通りやすい
工務店の場合、ハウスメーカーほど制約がないため、細かい要望を反映させた自由度の高い注文住宅を建てることができます。
ハウスメーカーの場合、「自由設計」と謳っていても、実際は「間取りは◯パターンから選択」「キッチンはA社、B社、C社の中から選択」など制約があり、決められた仕様や設備の枠内でしか変更できないことが多いです。
しかし、工務店の場合は、耐震性や耐久性などに問題がない限り、さまざまな間取りに対応できますし、キッチンやバスルーム、洗面台など、設備も好きなメーカーのものを採用することができます。
制約がなく要望が通りやすいため、より理想に近い家づくりをすることが可能です。
3.地域の特徴を踏まえた家づくりができる
全国各地に事業所や住宅展示場を展開しているハウスメーカーとは違い、工務店は基本的に地域密着型が営業しています。
その地域に数年〜数十年と根付いて営業をしているため、地域の特徴を踏まえた家づくりが可能です。
「このあたりは、湿気がすごいから通気性に特に注意して家づくりをしよう」
「特に季節間の温度差が激しいから断熱性を高めよう」
「積雪地域なので、建物の形状や仕様は雪に強いものにしよう」
など、その地域で家を建てると、どんなことに注意する必要があるかがわかるため、その土地に最適な住まいを建てることができます。
ハウスメーカーでは気づくことができない細かい点にまで配慮して、優れた品質の家づくりをおこないます。
4.価格が安い
工務店で家を建てるメリットの1つが「価格が安い」ことです。
大手ハウスメーカーよりもリーズナブルな価格で家を建てることができます。
ハウスメーカーの場合、全国各地に事業者や住宅展示場をつくるため、そこにいる営業マンの人件費や建物の維持費が多分にかかります。
また、豪華なパンフレットやWEBサイト、チラシ、TVCMなどの広告宣にも多額のコストがかかり、これらの費用はすべて販売価格に転嫁されます。
そのため、販売価格が非常に高額になりがちです。
地域の工務店の場合は、住宅展示場もなく多くの営業マンも抱えていません。
よく読まれてるおすすめ記事ハウスメーカーランキング2021〜住宅メーカーの坪単価や評判と宅建士が教える選び方
工務店によってはパンフレットやWEBサイトがないケースもありますし、チラシやTVCMなどの広告宣伝に力を入れている工務店も少ないです。
住宅展示場などの建設費や維持費、営業マンの人件費、広告宣伝費などが安く済むため、販売価格をハウスメーカーより抑えることができます。
工務店はハウスメーカーよりも価格が安い傾向があるため、同じ予算であればハウスメーカーよりも工務店で家を建てた方が仕様はよくなる可能性があります。
5.困ったことがあればすぐに駆けつけてくれる
工務店の魅力の1つが、手厚いサポートです。
マイホーム完成後も、住まいや暮らしについて何か困ったことがあれば、すぐに駆けつけてくれます。
各地に展開しているハウスメーカーの場合、営業がメインだったり、すでにその地域から事業所が撤退していたり、顧客が多すぎるなどが原因で、困ったことが起きてもすぐに駆けつけできないことが少なくありません。
工務店は地域に根付いた営業活動をしているため、不具合等が起きた場合にもスピーディーに対応をしてくれます。
6.強引に勧めてくることが少ない
ハウスメーカーによっては、営業マンに高いノルマが課せられており、必要のないオプションや追加工事を半ば強引に勧めてくることがあります。
「施主の理想を形にする」「いい家づくりになるようサポートする」といった本来あるべき姿勢ではなく、「少しでも多くの売上をあげる」「なんとかオプションも契約させる」など、売上重視の姿勢で対応してくるため、満足のいく家づくりが難しくなります。
工務店の場合、ハウスメーカーに比べると厳しいノルマが課せられるケースは少ないため、担当者から強引に勧められる可能性も低いです。
必要のないオプションや工事を避けられるため、余計なコストがかかりません。
7.必要のない設備は取り外せる
ハウスメーカーの場合は、標準仕様として多くの設備が搭載されています。
一見、豪華ですごくお得のように感じますが、人によっては使わない設備もあります。
しかし、使わないからといって、標準装備を取り外すことはできないケースがほとんどです。
また、取り外せたとしても、その分価格が安くなることもありません。
工務店の場合は、使わない設備があれば取り外せる業者も多いです。
好きな設備に変更できますし、設備を取り外した分、価格が安くなることもあります。
余計な制約がなく融通がきくため、理想に近い家づくりが可能です。
8.職人気質で仕事が丁寧
工務店で家を建てるメリットの1つが、職人気質で仕事が丁寧なことです。
工務店には、昔ながらの頑固で確かな技術を持った職人が在籍していることが多いです。
自分の仕事にプライドを持った職人気質の人が多いため、優れた品質の家づくりができます。
9.土地探しのサポート
地域密着型の工務店は、その地域にどんな土地が空いているか土地情報も把握していることが多いです。
地域に根付いた営業をしていて、地元の不動産会社ともつながりがあるため、有益な土地情報を知っていることもあります。
そのため、家づくりの相談をする際、土地探しの情報提供やサポートを受けられることも少なくありません。
10.同じエリアに建てた家がたくさんあるため安心
工務店は限られたエリア内で地域密着型の営業をしています。そのため、同エリア内に工務店が建てた家が多数存在します。
実際に建てた家が近所にたくさんありますし、評判を聞くこともできます。
実際に建てた家が多数見られることは、大きな安心感へとつながります。
11.工務店独自のこだわりがある
「どの工務店でも同じでは?」というイメージを持っている人もいるかもしれませんが、工務店ごとに「品質にこだわっている」「アフターサービスに注力している」「価格の安さならどこにも負けない」「設備に自信がある」など、さまざまなこだわり・特徴があります。
自分たちの理想や要望に合う、工務店を選ぶことで、満足度の高い家づくりができるようになります。
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工務店で家を建てる13のデメリット
工務店で家を建てるメリットだけでなく、デメリットについてもしっかりと把握をしておくことが大事です。
メリットとデメリットを知っておくことで、より満足度の高い家づくりができるようになります。
ここでは、工務店で家を建てる際の13のデメリットについて見ていきましょう。
1.会社の規模が小さいことが多い
2.パンフレットや住宅展示場がなくイメージしづらい
3.工期が長くなることがある
4.品質が安定していない
5.最新の技術や工法、設備が採用されていない
6.見積もりがどんぶり勘定の場合がある
7.施工事例・実績が少ない
8.デザインや設計に斬新さは期待できない
9.工務店によって実力の差が大きい
10.提携サービスが少ない
11.施工エリアが限られている
12.インテリアや内装に関する提案が弱い
13.口コミや評判の情報収集が難しい
それでは、1つ目のデメリットから紹介していきます。
1.会社の規模が小さいことが多い
ハウスメーカーは、全国展開しているような規模の大きい会社が多いです。
会社の資本金や売上、利益は非常に多く、親会社が一部上場の大企業であることも少なくありません。
倒産リスクが低く、長期にわたり保証・アフターサービスを受けることができるため、マイホーム入居後も安心して暮らせます。
一方で、工務店は非常に規模が小さい会社が多いです。
そのため、不況のあおりを受けて倒産するリスクがハウスメーカーより高いと言われています。
住まいは何十年と暮らしていくものなので、長期的に保証・アフターサービスを受けることが大事です。
家のことを知り尽くしている業者が倒産してしまうと、保証・アフターサービスが大変になります。
2.パンフレットや住宅展示場がなくイメージしづらい
ハウスメーカーの場合は、パンフレットや住宅展示場があるため、完成後の住まいのイメージを持ちやすいです。
マイホーム完成後に「当初のイメージと違った。。」と困ることが少なくて済みます。
しかし、工務店の場合は住宅展示場がないのが一般的です。
また、パンフレットが充実していないこともあります。
以前、建てた実際の家を見ることはできますが、最近の仕様でないため、あまり参考にならないことも多いです。
完成後のイメージがしづらいのは、工務店で家を建てる際のデメリットの1つです。
3.工期が長くなることがある
工務店は、ハウスメーカーで家を建てるよりも工期が長くなる傾向があります。
ハウスメーカーの場合、工程のほとんどがシステム化・規格化しているため、短い工期で家づくりが可能です。工場でつくる工程が多いため、天候の影響も受けづらいです。
一方で工務店の場合は、システム化・規格化されていないため、すべて現場で作業をおこなっていきます。
そのため、天候の影響も受けやすく、ハウスメーカーよりも工期が長くなることが多いです。
4.品質が安定していない
工務店の場合、ほとんどの家づくりの工程を職人が現場でおこないます。
システム化・規格化されていないため、職人の腕によって家づくりの品質が変わってきます。
工場でつくる工程が少ないため、同じ工務店が建てた家でも1軒1軒品質が違う場合もあり、品質が安定していないのがデメリットです。
5.最新の技術や工法、設備が採用されていない
工務店のデメリットの1つが、最新の技術や工法、設備が採用されていないことです。
ハウスメーカーは、多くのスタッフが在籍し、設計部門や研究開発部門などさまざまな部門があることもあり、最新の技術や工法、設備を採用した家づくりをしています。
しかし、工務店の場合は、昔ながらの木造軸組工法が中心です。
職人気質の大工さんによる従来の技術・工法がメインで家づくりをおこないます。
従来の技術や工法でも大きな問題はありませんが、施主からすると選択肢が限られていまいます。
6.見積もりがどんぶり勘定の場合がある
工務店によっては、見積もりがどんぶり勘定の場合があるため注意が必要です。
工務店の社長の中には、大雑把できめ細かな仕事が苦手な人もいます。
そのため、見積もりがザックリとしていて、何にいくらかかっているのか把握できないことがあります。
どんぶり勘定は必要以上にお金がかかる可能性があるため、後々トラブルに発展することもあります。
7.施工事例・実績が少ない
ハウスメーカーの年間施工棟数は数百〜数千あることが多いです。
全国各地で毎年たくさんの家を建てています。
そのため、施工事例・実績が多いですし、たくさんのノウハウが蓄積されていきます。
しかし、工務店の場合は、年間施工棟数は数十程度で、100を超える業者は少ないです。
ハウスメーカーに比べると施工事例や実績が少ないため、家の特徴も限られてしまいます。
8.デザインや設計に斬新さは期待できない
ハウスメーカーや設計事務所はデザイン力や設計力が高いため、斬新で個性的なデザインの家づくりも可能です。
しかし工務店の場合、ハウスメーカーや設計事務所よりデザイン力や設計力が劣るため、斬新なデザインは期待できません。
そのため、個性を主張したい人は物足りなさを感じる可能性があります。
9.工務店によって実力の差が大きい
工務店の家づくりは、施工する職人の技術力によって品質が決まってきます。
工務店によっては確かな技術を持った職人がたくさん在籍していますが、そうでない工務店もあります。
システム化・規格化が進んでいないため、家の品質が職人の技術に左右されてしまいます。
したがって、優れた品質の家づくりをしたい場合は、技術力の高い工務店に依頼する必要があります。
10.提供サービスが少ない
ハウスメーカーは、提携会社やグループ会社がたくさんあり、それらが提供する優遇サービスを受けることができます。
しかし工務店の場合は、提携会社やグループ会社が少ないため、提供する優遇サービスもほとんどありません。
11.施工エリアが限られている
ハウスメーカーの場合、各地に事業所があるため、広いエリアで家づくりをすることが可能です。
工務店の場合、地域密着型で営業しており、各地に事業所を展開していることはほとんどありません。
そのため、施工エリアが限られます。
たとえば、「A工務店に家づくりを依頼したい」と考えていても、施工場所によっては対応できないことがあります。
ハウスメーカーに比べると、工務店の施工エリアは非常に限定的ですので、注意が必要です。
12.インテリアや内装に関する提案が弱い
ハウスメーカーは、たくさんのインテリアコーディネーターが在籍し、グループ内や提携先にインテリア関連企業があることも多いです。
そのため、マイホームの内装やインテリアの提案をプロから受けることができます。
工務店の場合、インテリアコーディネーターも在籍しておらず、グループ内や提携先にもインテリア関連企業がないことは多いです。
自ずと、インテリアや内装に関する提案は弱くなってしまいます。
13.口コミや評判の情報収集が難しい
ハウスメーカーの場合は、多くのお客さんがいてWEBサイトも充実しています。
ハウスメーカーのサイトだけでなく、住宅情報サイトでそのメーカーのメリット・デメリットを確認できますし、評判や口コミも多数投稿されているため、チェックすることが可能です。
しかし、工務店の場合、パンフレットやWEBサイトがないことも少なくありませんし、お客さんの数もハウスメーカーに比べると圧倒的に少ないです。
各地域の中小企業のため、口コミや評判も含め情報がほとんどないケースも珍しくありません。
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工務店の選び方のポイント11つ
工務店で家を建てるメリット・デメリットを把握した後は、選び方のポイントについて見ていきましょう。
以下は工務店を選ぶ際の11のポイントです。
これらを知っておくことで、よりスムーズに工務店選びができるようになります。
1.工務店が手掛けた家を見学する
2.保証・アフターサービスの充実度
3.家づくりの要望を聞いてくれるかどうか
4.自社施工かどうか
5.新築住宅中心かどうか
6.評判は悪くないか
7.担当者の対応
8.工務店の規模感・財務状況
9.採用されている工法や設備
10.工務店のこだわり
11.見積もりは具体的か
1つ目の選び方のポイントから確認していきましょう。
1.工務店が手掛けた家を見学する
工務店を選ぶ際は、工務店が手掛けた家を見学するようにしましょう。
工務店は住宅展示場がないので、手掛けた家を見てみないとどのような家が建つかわからないためです。
また、担当者から聞く話と実際に手掛けた家のクオリティに差がある場合もありますので、実物を見ることは非常に大事なことです。
手掛けた建物を見ることは、品質確認になるだけでなく、完成後に「イメージと違った」となるリスクを少しでも減らすために必要なことです。
2.保証・アフターサービスの充実度
工務店の選び方の1つのポイントとなるのが、完成後の保証・アフターサービスの充実度です。
保証・アフターサービスが充実していれば、入居後に何か困ったことが起きても、業者が無償で対応してくれるため、長く安心・安全な暮らしが実現できます。
工務店の保証・アフターサービスの内容がいかに充実しているかによって、入居後の維持費も変わってきます。
担当者に必ず確認するようにしましょう。
3.家づくりの要望を聞いてくれるかどうか
工務店を選ぶ際は、こちらの要望をしっかりと聞いてくれるかどうか確認をしましょう。
工務店によっては、お客さんの要望をあまり聞き入れず、自分たちのつくりたい家・つくれる家を強引に提案してくる場合があるためです。
また、設計力やデザイン力がないことで、お客さんの要望を反映せずにプランを提案してくることもあります。
しっかりと要望を聞き、プランに取り入れてくれるかどうかは非常に大事なポイントです。
4.自社施工かどうか
工務店の選び方のポイントの1つが、自社施工かどうかです。
工務店によっては、施工を下請けに丸投げするケースがあります。
そうなると、中間マージンの発生で余計にコストがかかりますし、何かあったときの責任の所在があいまいになってしまいます。
優れた技術力を持つ工務店であれば、施工を下請けに丸投げするようなことはせず、自社施工で対応するものです。
自社施工で対応しているかどうか、確認するようにしましょう。
5.新築住宅中心かどうか
工務店によっては、新築住宅だけでなく、マンションやアパート建設、店舗工事、リフォーム工事など、さまざまな工事をおこなっています。
なぜなら、新築住宅の建設だけでは経営が成り立たない工務店が少なくないためです。
工務店を選ぶ際は、なるべく新築住宅の事業だけで成り立っているところを選びましょう。
新築住宅だけで成り立たせるには、技術や品質が優れていて、多くの人から支持されていなければ難しいためです。
6.評判は悪くないか
工務店は、ハウスメーカーに比べると、小規模なうえ地域密着型で営業しているため、評判などの情報を収集しづらい部分があります。
しかし、良い評判や悪い評判を知ることは非常に大事です。
工務店が過去に手掛けた家のオーナーに話を聞くなど、実際にその工務店で家を建てた人から評判を伺いましょう。
悪い評判が多いようであれば、業者を再検討した方がいいです。
7.担当者の対応
満足する家づくりをするためには、担当者の存在が非常に重要です。
しっかりと親身になって相談にのってくれるか、担当者との相性はいいかなど、確認をしましょう。
工務店では、担当者と長く付き合うことになるため、相性の悪い人であれば、気軽に相談もできず、何かと苦労をします。
同じような技術力・品質の家づくりをする工務店同士であれば、担当者のよさ・相性で依頼先を決めるのも1つの手です。
8.工務店の規模感・財務状況
工務店の選び方のポイントの1つに規模感や財務状況があります。
家は建てるまでよりも、建てたあとの方が長く、安心・安全に暮らし続けるために業者の長期的な保証・アフターサービスは必要不可欠です。
途中で建設した工務店が倒産してしまっては、満足のいく保証・アフターサービスが受けられなくなってしまいます。
決算書を確認して、財務的に安心できる業者かどうかチェックしておきましょう。
9.採用されている工法や設備
工務店を選ぶ際は、その工務店で採用されている工法や設備も確認をしましょう。
ツーバイフォーでマイホームを建てたいと考えていても、木造軸組工法にしか対応していない可能性があります。
また、希望する設備を搭載できるか、選択肢は限られていないかなど、設備に関しても理想の家づくりにマッチするか確認をしておきましょう。
10.工務店のこだわり
工務店によって、「品質」や「提案力」、「技術力」や「保証」など、各工務店によって、力を注いでいる点が異なります。
最も優先する条件にあてはまる工務店を選ぶようにしましょう。
11.見積もりは具体的か
工務店によっては、どんぶり勘定で見積もりを作成する場合があります。
何にいくらかかるのか詳細がわからないうえに、必要以上にお金を取られる可能性があります。
見積もりが具体的で詳細が記されているかどうかも、工務店を選ぶ際のポイントの1つです。
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まとめ
今回は、工務店のメリットやデメリット、選び方のポイントについて紹介いたしました。
工務店のメリット・デメリットをしっかりと把握したうえで、ハウスメーカーや設計事務所と比較するようにしましょう。
また、工務店を選ぶ際は、ここで紹介した選び方のポイントを参考にしてみてください。
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