PR
現在都内は特にマンションの売れ行きが好調です。
この時期にマンション売却を検討している人もいることでしょう。
マンション売却は2020年までに完了させておくのがベストタイミングといわれています。
マンションを売却するにあたって住居として利用している場合、退去するタイミングも気になるところ。
売却のパターンから検討してみるといいでしょう。
今回は「マンション売る場合の退去タイミングは?」というテーマで紹介していきたいと思います。
1、マンションを売却する前後の流れ
マンションの売却を検討している人は流れについても一通り把握しておきましょう。
大きな流れは下記となります。
- 不動産業者への売却委託
- 内覧
- 売却手続き
- 引き渡し
次に退去について紹介していきます。
1、退去のタイミングはいつ?
マンションを売る場合、いつのタイミングで退去しなければならないのか?も知りたいポイントです。
不動産業者と契約してすぐのタイミングか、内覧の前までか、売却が完了するまでいていいのか、そちらも気になるところ。
退去のタイミングですが基本的に売主が決めることができます。
現在住居として利用している場合、売却が成立してから引っ越ししたいといった人もいることでしょう。
買い替えを検討している人なら売却が成立して新居を探し、入居に至るまでのタイミングで引き渡したいといった人もいるかと思います。
ちょっと欲張りなイメージですが実はそうした引き渡しも可能なのです。ただし売却価格の価値に影響することも。
そのあたりも計算してもっともベストな退去タイミングを見計らうのが良いでしょう。
2、退去のタイミングは自分で判断できる
上記で説明した通り引き渡しは基本的に売主の判断のもと行うことができます。
物件の購入希望者は内覧を行うのが通例。内覧の際は家主の荷物があると部屋のイメージがわきにくく購買意欲が削がれるケースもあります。
ベストな方法は売却の時点で引っ越しし明け渡しと同じような状態にすることです。
この方法が一般的な方法となっており、売却についても効率よく運ぶことが多いケース。
しかしこの方法だと不動産業者と契約した際、引っ越ししなければならず費用もかさみます。
すでに引っ越し先が確定しているのであれば問題ないのですが買い替えの場合、売却が完了してから新しい物件を探すといった人もいることでしょう。
よく読まれてるおすすめ記事ハウスメーカーランキング2021〜住宅メーカーの坪単価や評判と宅建士が教える選び方
そうなると売却着手から新しい物件への入居が決まるまで住居を確保しなければならず、賃料はもちろん引っ越し費用やその他の費用も発生します。
家族単位で引っ越しとなると都内であれば50万円前後の経費が必要になることも少なくありません。
幸い退去のタイミングは自分で決めることができます。
内覧も居住したまま行うことも可能。ただし売却価格について考える必要があります。
売却を速やかにそして高値で行いたいなら早々に引っ越しした方が効果が出る場合も少なくありません。
ここでの判断基準ですが立地や築年数から自分の物件はSからCの4ランクに分けた場合どこのランクに属するか?で検討するのも1つの手段です。
SやAなら買い手が付きやすいので思い切って引っ越しし売却に専念してもいいでしょう。
BやCだと長期戦を覚悟しなければなりません。その場合居住しつつ、内覧ができる状態にするといった手もあります。
どの方法もそうですがリスクがつきもの。
リスクは避けたいところですが売却となるとリスクは絶対にあることを覚悟しなければなりません。
運もありますがある程度はランク分けで線引きが可能です。
3、退去してから売却がいいのか
退去してから売却がいいのか?と疑問を持っている人もいることでしょう。
売却についてはこれが1番ベストです。
荷物があったり生活感があると部屋のイメージが沸きにくいことも少なくありません。
荷物がなくすっきりした状態なら部屋も広く見えますし具体的にどういう物件か把握しやすいです。
幸い退去のタイミングは売主が決めることができるので自分の意志で行うといいでしょう。
焦点はあくまで売却価格に絞ります。
引っ越し費用はバカになりませんが売却価格が引っ越し費用よりもメリットが出ると判断したなら退去してから売却した方がいいですし、売却が長引きそうでかつ引っ越しのメリットがさほどないならそのまま居住しつつ内覧に入っても良いかと。
大事なのは先見の目なのです。
2、引っ越し費用
引っ越し貧乏という言葉があるくらい引っ越しは思わぬ費用がかかります。
予定よりも予算オーバーといった人が大半のパターン。
引っ越しは慎重に検討することが大事であり費用については前もって計算しておかないと大変なことになります。
敷金、礼金、火災保険、家具、運搬費、その他必要な用品の買い出しなどリスト作成をしてみるといいでしょう。
ここでは売却にあたり引っ越しする場合の費用等を紹介したいと思います。
1、売却成立までの賃貸料
売却時はいつでも内覧できるよう引っ越し後に内覧を開始するケースが大半となっています。
次の引っ越し先が確定していたり、実家にしばらく滞在するなど滞在先があれば話は別ですが、そうではない場合、引っ越しにあたり賃貸料が発生するのでその点も考慮しなければなりません。
賃貸はレオパレスなど1か月単位で借りるケースもあれば通常通り物件を借りるケースもあるかと思います。
問題はズバリ「期間」。
売却の際は人気物件であれば早々に買い手がつく場合もありますが、早くても3か月、長ければ1年以上かかって売却が成立するケースが少なくありません。
仮に7万円クラスのアパートを借りるとしてレオパレスであれば1か月10万円、通常のアパート賃貸であれば初期費用が14万円(敷金・礼金1か月の計算)、3か月分の家賃21万円トータル35万円です。
半年住んだらどうなるかというとレオパレスだと60万円、アパート賃貸だと56万円という計算に。
これはあくまで概算で実際はもっとかかると思った方がいいでしょう。
引っ越しや期間が長引くことを考えると売却にあたり賃貸などの経費は50万円から100万円くらいかかることを覚悟しておかなくてはなりません。
2、長期戦になった場合
売却は長期戦も覚悟しなければなりません。
早くて3か月、立地が良くないと1年以上、あるいはそれ以上かかる場合もあります。
好立地でも長期戦になるケースも。その場合どうしたらいいのかというと多くの場合、値下げに踏み切ることに。
売却側としては避けたい値下げですが売れないよりは価格を下げても売却した方がメリットがあるのも事実。
苦渋の決断を強いられます。
売却価格にばかり目が行きがちですが、売却にあたり違う物件を賃貸している人は居住先の賃貸料金についても気にしなければなりません。
売却が成立してから買い替えを思っている人は特に賃貸料金を踏まえて行動する必要があります。
長期戦になったら広告費を支払って広告活動に力を入れてもらうのも1つの手段です。
広告すれば必ず売れるとは限りませんが、広告活動でPRすることで売却がスムーズに進むケースもあるのです。
長期で掲載されている不動産は売却でも賃貸でも同じことが言えますが「不人気な物件」として目にとまりがちです。
不動産取得を検討している人は物件を随時チェックしているもの。
また思い切って契約先の不動産業者を変更するのもおすすめ。
A社と契約していたものをB社に切り替えたらすぐに買い手が見つかったというケースも実在します。
いずれにしても長期戦になりそう、あるいはなっている場合は早めにアクションを取りましょう。
また自分の物件のランクを把握しているかも大事なポイントです。
自分の物件はSからCランクの評価ならどのランクなのか確認してみましょう。
3、どっちがお得?
マンションを売るにあたり退去してから売却を開始すべきか、あるいは入居した状態で内覧を可とし売却をスタートさせるべきか迷っている人もいるかと思います。
業者に相談すると前者を勧められるのですが、全者の場合、別途引っ越し費用や賃貸費用が発生することに。
そこで可能であれば思い切って退去してみることをおすすめします。
退去している場合、内覧が非常にスムーズになります。
顧客の立場で考えてほしいのですが、興味がある物件が3件あったとして2件は退去済みで気兼ねなく見学できる物件、残り1件は現在人が住んでいる物件であると仮定。
人が住んでいるとなると遠慮の気持ちもありますし、なんだか見学しづらいというのが本音です。
よほど興味があれば内覧も検討しますが、そうではない場合「見学しづらいから見学はパスしようかな」と思う人も多数いるわけです。
その結果売却期間が延びたり、価値が落ちてしまっては大きな損害につながるケースも。
こうした事情から引っ越しと引っ越し先の賃貸は売却にあたっての必要経費と考え、なるべく退去した状態で売却をスタートさせるのがベストです。
3、実家の活用
マンションを売却するなら退去していつでも内覧できる状態がベスト。
その間可能なら実家に住まわせてもらうのもおすすめです。
1、実家に仮暮らしが可能なケース
マンションを売る際、売却が完了まで実家に仮暮らしするのもおすすめです。
この方法が可能な人はぜひ検討してほしいところ。
売却は好立地でも3か月前後、それ以外の物件だと1年前後かかる場合もあります。
その間別な場所に住むとなると賃貸費用がかかりますし、売却期間が長引くとその分費用もかさむことに。
実家はちょっと窮屈といった人もここは我慢して経費削減のためにも実家暮らしをおすすめします。
売却もそうですが売却後に新しい物件を購入するとなると想像以上に出費も膨らむもの。
費用を抑えるためにも極力節約を心がけたいところです。
2、荷物預け
荷物が多いと賃料が高くなるのは当然の道理です。
可能であれば実家に預かってもらいましょう。
あるいは家ではなく倉庫などを借りるのもおすすめです。
いい機会なので荷物は最小限にして処分を徹底する方向で検討してみてください。
まとめ
マンションを売る場合、売却開始時には退去しているのがベストです。
売却は3か月以上かかるのが通例なので実家に居住できるのであればぜひとも活用を検討しましょう。
荷物は最小限にするよう心掛け使わなくなったものは処分することも大事です。
不動産の売却、購入、引っ越しは大きな金額動きます。
節約できるところはなるべく節約するのもポイント。
一方、引っ越しなども含めて投資する部分はしっかり投資しましょう。
今月の人気記事ハウスメーカーランキング2021〜住宅メーカーの坪単価や評判と宅建士が教える選び方
コメントを残す