PR
不動産を売る方向で検討している人は「タイミング」についても考慮したいところです。
不動産を売るにあたり急ぎの売却の場合、タイミングを問えないこともありますが可能な限りベストタイミングで売るのが収益にもつながる戦術になります。
今回は「不動産を売る3つのベストタイミング」というテーマで紹介していきますのでぜひ参考にしてみてください。
1、不動産は売るタイミングも大事
不動産の売却を検討している人はタイミングについても覚えておきたいポイント。
なるべくなら高値で売れるタイミングで売却を進めたいところです。
売却については運もありますがタイミングも大きなターニングポイントにつながることに。
ベストタイミングをつかむためにいくつかポイントを知っておけば簡単にチャレンジできます。
タイミングが良ければ適正価格で売れることも多く、それを逃すと大幅値下げや長期売れ残りになるケースも。
そうしたことを避けるためにも勝負時を抑えて売却をすすめるのがベストです。
1、急ぎ売却は避けるべき
まず絶対に避けてほしいのが「急ぎ売却」。
離婚や親の財産処分、資金調達の都合で急ぎ不動産売却をしたいといったケースもあるかと思います。
マンションの場合、好立地で競合相手がいない場合、急ぎ売却が可能なケースもありますがそれ以外は一般的に3か月からの期間は猶予を見ておく必要があります。
どうしても急ぎ売却したい場合、業者が買い取りに応じてくれるケースも。
これはとても便利ですが買取値は適正価格の7割以下のケースが多く損をする場合も少なくありません。
また買取の対象にならない不人気物件の場合、売却にかけるしかないわけですが相場の半額以下など普通ではありえない価格で売却されるケースもあります。
不動産価格で破格なのは事故物件や離婚物件といっても過言ではありません。
損をしてもとにかく急ぎで・・・といったケースはやむを得ないとしても調整すれば期間の猶予を持てるのであれば後者にした方がメリットがぐんとアップします。
仮に適正価格3000万円の物件なら、7割だと2100万円、半値だと1500万円とかなりの価格差になることがわかるでしょう。
急ぎの売却は業者に相談すると笑顔で対応してくれますが、業者や買主にメリットは高いものの売り主には大きなデメリットになることも覚えておきたいポイントです。
よく読まれてるおすすめ記事ハウスメーカーランキング2021〜住宅メーカーの坪単価や評判と宅建士が教える選び方
2、戦術は大事
不動産を売る場合、戦術はとても大切なもの。不動産の保持具合やタイミングなどベストな状態で売ることが大事です。
これらのポイントを逃すと100万円など大幅な価格ダウンにつながり売り主が損をしてしまうケースも。そうしたことにならないよう準備周到にしたいところです。
戦術といってもそんなに難しいことではありません。例えば「掃除」です。
掃除は綺麗に念入りに行いましょう。これだけで見た目の印象はぐっとアップ。
さらに掃除をきちんとしていると大事に扱われていたと良い印象を与えることになります。
第一印象は大事なのでこの点も抑えておきたいところ。
どんなにいい物件でもタイミングが悪いとなかなか売却が進まなかったり、最終的に値下げに踏み切ることもあります。
そうしたことにならないよう、タイミングを見計らうことが可能な準備期間を用意しましょう。
2、不動産を売る3つのベストタイミング
不動産を売る3つのベストタイミングですが下記3ポイントとなります。
- 2020年の壁
- 築年数から見た検討
- 2月・3月がベストシーズン
次にこちらについて解説したいと思います。
1、2020年の壁
現在不動産の売れ行きは好調であり特に都内マンションは際立って動きがあります。
これはアベノミクス効果や低金利政策、東京オリンピック開催、2020年の増税前の駆け込み需要などさまざまな要素が重なっている好景気状態。
不動産売却も2020年前がおすすめとなっています。
2020年以降は増税などの影響で購買も落ちることが予想され、さらに日本は今後大幅な人口減少に入ることから不動産購入者についても絶対数が減ることが確実。
そうした状況のため不動産取引は2020年前までにといった説が定説です。
2020年まで続く需要ですが売りに出すタイミングはまさしく今。
2018年が最大のねらい目です。なぜなら売却はある程度の期間がかかるのが一般的。
さらに2019年だと購入したい人はすでに購入済みになっていることも考えられるので早めに勝負に出るのが良いでしょう。
2020年以降は全く売れないというわけではありませんが、購買意欲が低下していることが予想され需要が下落していることから価格も現在より下がる傾向にあります。
また増税になっているので購入者の負担は増えているのも事実。
低金利政策についても不動産購入の需要要素つながっています。
低金利の今こそ購入時と考える人も多く、これもベストタイミングです。
不動産をいつか売りたいと考えている人は準備を急ぎ2018年中に売却に入ってはどうでしょうか。
不動産の需要については増税前と増税後がターニングポイントとなります。
増税前は駆け込み需要があり、増税後1年から2年は売上が落ちるのが通例。
これは過去のデーターでもそうした流れになっていることから今回もそうした流れになることが予想されます。
タイミングは世相とも大きく反映されます。
その点も踏まえて売却を検討することが大事。
上記についてもぜひ抑えておきましょう。
2、築年数から見た検討
中古物件は築年数も大きな課題です。
築年数が25年以上だと価値がゼロなんてことも言われていますがこれは間違った見解であり状態がいい物件や鉄筋コンクリートの場合、25年を経過しても建物に価値があると見なされるケースが多々あるもの。
またマンションの場合は立地が生命線なので築年数が25年以上経過していても好立地だと高値で取引されることも少なくありません。
マンションの場合、築年数5年・10年・15年が大きな境目となります。
5年だと築浅物件として取り扱われ、10年だとそこそこの物件、15年は限界値といわれる傾向がある場合も。
なぜ15年が限界値かというと、このあたりから修繕費用がかさんでくるため、経費が高くなってしまいまうからです。
できれば15年前に物件を手放すのがベストタイミングでしょう。
ただし好立地の場合、20年、25年以上経過していても引き続き価値があり特に近年はリノベートして新築同様に暮らす人も。
こうした動きもあるので一概に言えませんがマンションの場合築年数は15年以内に抑えて売却するのがベストタイミングと言えます。
中古マンションについても流通を増やそうという動きがあり瑕疵保険などの制度もできました。
こちらについても活用することで中古物件が高値で売れたというケースがあります。
買主としては中古物件に瑕疵保証があれば安心して購入できるというわけです。
3、2月・3月がベストシーズン
売却についてはベストシーズンも考慮したいところ。
動きが活発化するのが辞令が多い4月と9月。その中でも新学期にあわせて4月に向けた不動産購入が目立ちます。
4月に入居となると購入時期は2月3月。この時期に焦点をあわせてマンション売却を検討したいところです。
マンション売却は競合相手がいると価格競争になりがちであったり、売却までに時間がかかるケースもあります。
しかし2月3月については話は別。この期間は即効性も含めて売却の期待度もぐんと上がる時期です。
わかりやすくいうとおもちゃ屋さんであればクリスマス商戦のシーズンにあたる時期。
第一候補が購入できなかった場合でも第二候補、第三候補ととにかく4月入居を目指して購入を急ぐ人が多数出る時期です。
4月を過ぎるとどうなるのか?というと2月3月の動きが嘘のようにパタリと売れなくなる時。
特に転勤の辞令は直前に言われることもあり2月3月は急ぎ不動産を購入する動きがあります。
4月5月になると大幅値下げをする動きも。来年の2月3月まで待つとなると築年数も増えますし、保有にも費用がかかります。
そうしたことを踏まえても2月3月のベストタイミングに標準をあわせて売却準備を進めることが大事です。
最後に
不動産を売るタイミングは
- 2020年前までに、
- マンションの場合築年数15年前に、
- 2・3月のシーズン
がベストタイミングといわれています。
このタイミングが1番高値で売れる時期です。
このタイミングを逃すと100万円以上の下落など価格に大きな差が出ることも少なくなく売り主にとってデメリットになるケースが多々あります。
そうしたことにならないよう、事前準備はしっかりしておきたいところです。
急ぎ売却を進めるケースでもタイミングを押さえれば高値で売れることもあります。
それこそ2月3月なら熟れやすいですが、ただし4月以降はパタリと売れなくなるのでその点も覚えておくことが大事です。
不動産の売却ですが不動産業者の言いなりではなく自分なりに調べたうえで検討したいところ。
知識をもとに明確な意思を持ち売却にのぞむことで適正価格で販売することができます。
労力はかかりますが業者に任せきりは絶対にやめましょう。
マンションについては築年数より立地といった評価もあるため一概に築年数だけで計算はできないもの特徴です。
査定をしてもらうのもおすすめ。立地が良く築年数が経過していても売れる場合についても早めに売るのが良いでしょう。
どうしても築年数が経過すると修繕費もかかりますし、その他の費用もかかります。
そうした負担を考えても2020年前に手放すのがおすすめです。
マンション売却はいかに高く売るかもテクニックの1つです。せっかくの好景気なのでそれを生かさない手はありません。
今回の記事もぜひ参考にしてください。
今月の人気記事ハウスメーカーランキング2021〜住宅メーカーの坪単価や評判と宅建士が教える選び方
コメントを残す